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ストーリーが回収されないことが価値?

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
方舟を燃やす
主人公は昭和後半生まれの、ぜんぜん脈絡のない市井の男と女。
それぞれの子供の頃から現在にいたるまでの道を、別々に
語っていく。そして終盤で「ひょんなご縁」で二人が出会う。

それが、、、、著者が描きたかったのは、彼の、彼女の何だったのか
見えないのだ。特に男性の方に至っては、著者はこの男の来た道を
描くことで何を伝えたかったのだろうか、と。

女性のほうにしても、陰謀論チックなトンでも医療の
信奉者でそれが娘や息子をスポイルしたりする、という
筋が語られる。女性の反省や迷い、確信などが入り混じって
混沌とした女性の気持ちが描かれる。

ある意味、超リアリズム、かもしれないが。

読了後の「納得感」は得られない。
「紙の月」「八日目の蝉」など初期の作品は
キレがあったのに。
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  • 掲載日:2026/05/24
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