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波津雪希
レビュアー:
道後温泉湯築屋シリーズ第3弾です。
 『道後温泉 湯築屋シリーズ』第三弾。
今回は、鬼の巫女、小夜子が再びピンチに。
力が弱いので、鬼使いに成れない小夜子を
追放した兄の朝倉暁樹は、小夜子が道後温
泉で鬼と居るとの噂を聞きつけて湯築屋前
で張っていました。
小夜の兄でなければ、湯築九十九はストー
カーとして、警察に通報していたでしょう。
なんせ、女子高生に近づく犯罪者は多いで
すから。

 朝倉暁樹が使役していたのは牛鬼。
小夜子の友達の蝶姫よりも力が強いのは、
蝶姫がカニの妖怪?に霊力を奪われたから
ではないのですね。
鬼には二種類いるらしいです。
人の恨みや妬みなどの臭気から発生した鬼。
恨みなどで成仏できずに、人が死んだあと
に鬼になったもの。
ネットで調べてみると『牛鬼』は凶暴だと
いうことが解りました。
鬼の中でも強いのですね。

 小夜子と蝶姫の関係が不思議に思えた牛
鬼は蝶姫が何故、小夜子を食べないのかと
聞いてみると意外な事実が判明しました。
小夜子は、鬼使いの力は良いが微妙なきが
あること。
それは、鬼の嫌気を中和して鬼を癒してい
る。
そんな小夜子を食べれば、鬼としてレベル
アップするが、蝶姫は小夜子を自分の獲物
だという印を小夜子に付け、他の鬼に取ら
れないように策を講じていました。
そこまでして、小夜子との関係を壊したく
なかったのですね。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:2073 件)

本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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