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リング

3.9
3.9 pt|書評 10
詳細情報 - 開く閉じる
  • 著者:
  • 出版社: 角川書店
  • 価格: 580
  • 頁数: 331P
  • 発売日:
  • ISBN: 9784041880012


同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。

雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。―そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐… (続きを読む

書評一覧

れおれおさんの書評

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れおれお

この本を読んだのは今から十数年前です。 爆発的にヒットした劇場版を観て、 それまで活字は苦手だったのですが、 ついつい読んでしまいました。 (当時高校1年生) 劇場版を観て大まかな流れは知っていたのですが、 主人公の性別など細かな設定が違っていたということもあり、 新しい物語を読むような感覚で読み進んでいきました。 ホラー小説というものを読んだことが無かったのですが、 細かい状況描写等で、場面を思い浮かべることが出来ました。 映像で表現されたものを、ただ受動的に見るより 自分でイメージするという過程が加わる分、 恐怖が数割増しされている感じを受けました。 文章の表現も簡潔にまとめてあり読みやすく、 内容の面白さも相まって、 読み終わるまでに大して時間は掛かりませんでした。 (サクサク読めました) 海外作品のような単なるホラーではなく 日本特有の精神的な「呪い」を描いてあるため、 読み終わった後もしばらくは いい意味で「嫌な」余韻が残ります。 これをきっかけに「らせん」「ループ」といった続編をはじめ、 様々な小説を読む様になりました。 実体験として、小説の入門編としても優秀な作品ではないかと思います。

投票(1コメント(0)2010-07-02