緋色の研究
人間好きが高じた先の能力
ロンドンの少々偏屈な私立探偵シャーロック・ホームズとワトスン博士の出会いの経緯から、ホームズのその類…
本が好き! 1級
書評数:642 件
得票数:10891 票
ここのところ踊りに現を抜かして、本が読めておりません。(^_^;)
にもかかわらず、時折、過去レビューをお読みくださりポチッと一票くださる方々がいらして、感謝いたしております。
ありがとうございます。
人間好きが高じた先の能力
ロンドンの少々偏屈な私立探偵シャーロック・ホームズとワトスン博士の出会いの経緯から、ホームズのその類…
「東海道、その3分の1は退屈道」の衝撃。
ひょんなことから本の企画として東海道を歩いて制覇することになった同世代男女二人の書評家。体力も趣味も…
「何がどうしてこうなって、じゃあどうすればいいか?」がわかる、中高年女性向けメイクのお助け本。
シワを隠しシミを消し…中高年女性のメイクは老化との戦い?いえいえ、自分の顔の「今」をきちんと知ること…
入るか?入らないか?それが問題だ。
人がその心の内に抱える欲を巧みにえぐり出し、アイロニックに描く短編集。「トマトマジック」「蒼猫のいる…
いつかきっと、お帰りになるに違いない。
昭和18年、奈良・新薬師寺に安置されていた国宝「香薬師如来立像」が何者かによって盗まれた。その仏縁に…
ビフォア・アフターの至福
「一人の若者が老婆を殺害してしまい、そのことにあれやこれや悩む話」―なんとなくざっくりとは知ってるけ…
異邦人なのはどっちだ?
養老院に預けていた母を亡くしたばかりのムルソーは、女友だちのマリィらと訪れた海岸でアラビア人を殺害す…
椿姫、「愛のむくろ」にあらず。
パリ社交界でその美貌で名高い高級娼婦、マルグリット・ゴーティエと恋に落ちたアルマンは、パリ郊外の田舎…
江戸でも東京でもないワンダーランド。
関東大震災により、それまで東京に残っていた江戸情緒は大半が失われました。江戸情緒について書かれた随…
公娼通いという普遍の衝撃
昭和30年代赤線廃止前夜、「洲崎パラダイス」と呼ばれた東京深川の遊郭街を舞台に、哀しくもたくましく生…
勝ち残ったものたちの物語
赤いむしと青いむし、黄色いむしたちのグループは皆、縁つづきの仲良しだった。そこに一匹の黒いむしがやっ…
禍々しくも気品ある恐怖の世界
何者かが蠢く空家、背筋が冷たくなる偶然、邪悪な秘法など、モノクロの線描で特異な世界を表現するエドワー…
胸がざわつく幻影の街
昭和33年「赤線」と呼ばれた公娼地帯の廃止の年、かつて吉原と並ぶ規模を持った遊廓街であり戦後「洲崎パ…
shingen@takeda.kaiって…ニヤニヤ。
書名は、もし武田信玄が◯フーの知恵袋に相談したとしたら?ということでタイトルになったもので、戦国時代…
「人生の軌道修正」というクリスマスプレゼント
ある年のクリスマスの夜、守銭奴として悪評高いスクルージのもとに、7年前に亡くなった共同経営者マーリー…
ファイナンシャルファンタジー
パートタイマーとしてわかば銀行に勤める梅澤梨花は夫とのささやかな幸せを求める普通の主婦であった。しか…
笑っていいのか?悪いのか?
第二次大戦後、ヴァイン家の7人姉妹の末娘、キャシーとアメリカ兵との間に生まれたフランクは、一族の子供…
父の魂にただひとつ残っていた冬の光
大手企業のサラリーマンとして家庭を築き二人の娘にも恵まれながら、若き日に愛し合った女性への思いを断ち…
良心に追い詰められるという恐怖のアレゴリー
愛猫の黒猫を自ら手にかけたのちエスカレートした残虐性の行き着いた果ては…怪奇作家としてポーの名を世に…
パリの空の下に踏ん張り続ける鉄の巨人。
東京スカイツリーに先んじること120年、1889年3月31日、「鉄の魔術師」と呼ばれたギュスタブ・エ…