白蛇教異端審問




良き家庭人が買う「売られた喧嘩」…米エドガー賞候補作家の意外な素顔
小説を読むとき、作者の性別を気にすることはほとんどない。商業ベースに乗る書き手ともなれば、下積み時代…
本が好き! 1級
書評数:344 件
得票数:3787 票
若いころは雑読系を自認してました。最近は齢のせいか、根気が続かず、哲学、思想、科学の本だとつい敬遠してしまいます。みなさまの書評を読むことは、視野狭窄にならないためのサプリだと気づきました




良き家庭人が買う「売られた喧嘩」…米エドガー賞候補作家の意外な素顔
小説を読むとき、作者の性別を気にすることはほとんどない。商業ベースに乗る書き手ともなれば、下積み時代…




なにげない淡々とした日常に入り込む「魔」の怖さ
目に見えて良いほうに転がってゆく、そんなうらやましい人生もあるだろうが、大抵の人の日常はありきたりで…




きっと元気が出る!がらっぱち刑事の仕事人生はちょっとユーモラスでハートウォーミング
北海道警の一刑事だった通称サダこと菊池貞幸は、世間的には全く無名の団塊世代。自分の手掛けた事件とその…




途中まではイヤミスだが、最終盤のカタルシスは絶品
車を停めた場所を忘れてしまったら…、夫の誕生日のために用意したプレゼントをどこに仕舞い込んだか思い出…




ドラマ界の大御所が語りつくす創作の秘密
80台後半の年齢に差し掛かっても、毎日欠かさず原稿用紙に向かうという「富良野の巨匠」こと脚本家、倉本…




知能犯刑事はどう動くのか……警視庁捜査二課を裸にする
刑事ドラマの主役はいつも、殺人や強盗など凶悪事件に立ち向かう捜査一課の誰かと決まっている。汚職や詐欺…





元傭兵チームの手練に女性目線が絡む面白さ
出会ってよかったと思える小説には2種類ある。読了してしまうのがもったいなくて、あえて時間をかけてペー…




怖がり屋でもへっちゃらで読めるホラー小説集
村上龍編集による現代ホラー短編のアンソロジー。1990年前後の日本の文壇を席巻していた作家たちの小説…




昭和2年生まれの作家でなければ書けなかった珠玉の短編12作
吉村作品の生死観に、ニヒリズムのにおいを嗅ぐことがある。生き物はいつか死ぬ。だれも自らの運命には抗え…




現代の江戸人、杉浦日向子が描いた奥深い江戸案内書
江戸庶民の暮らしを語らせたら右に出る者がなかった女流マンガ家によるユーモラスなエッセイ。あなたも一日…




名前の喚起するイメージが独り歩きする不幸
新聞記者の思い込みによる偏った事件報道が予想外の悲劇を生む『疑惑』。明治政府内の権力闘争が無辜の囚人…




「7つの顔を持つ女」のフェロモン、母性、レイプ体験
国民的アイドルという言い方があるのだから、福田和子を国民的逃亡犯と呼んでもいいかもしれない。殺人など…




映画脚本の叩き台になったオリジナル小説
映画史に残る名作の原作本。といっても、いまとなっては、中欧の伝統楽器チターが奏でるエキゾチックなテ…




取材力で読ませる「事件の陰にいた女たち」
事実は小説より奇なりという。勝手な持論だが、とりわけ社会派小説は、ノンフィクションとして発表したい…




迫真の国際ゲリラ・サスペンス!!今も、ふた昔前も、それほど変わらない国際政治の闇
別に国際派というわけではないが、印象的なスパイ小説を多く書き残した三好徹。新聞記者出身だけに、外電…




深彫りされた登場人物たちが導くサスペンスの愉悦
売れっ子脚本家で乱歩賞作家だった野沢尚の衝撃作。形式はテレビドラマのシナリオだが、数多い登場人物の…




「未来の日本を縛る」…GHQが仕組んだ陰湿な報復とは
猪瀬直樹の『昭和16年夏の敗戦』はきらりと光る労作だった。本書はその完結編という触れ込み。 …




鬼才向田邦子を鍛えたラジオの千本ノック
倉本聰や山田太一らとともに、昭和のテレビ隆盛期を彩った一級の脚本家、名エッセイスト、そして直木賞作…





銀座カフェーの女給君江が案内する「昭和六年版 東京の歩き方」
荷風は戦中戦後もずっと書き続けたが、この作品をものした昭和6年といえば作家としての円熟期。物語の舞…




GHQが作って日本人に押し付けたプレスコードにいまだに固執する日本メディアの新たな道具
報道機関の把握した出来事すべてが、日々私たちの前にニュースとして提示されるわけではない。オールドメ…