江戸寛政の頃、苛政にあえぐ農民と、彼らを助ける若い侍。その侍と商人や農民の娘との身分を超えた恋を描く時代小説

　天明の大飢饉（１７８２年～１７８８年）直後の江戸・寛政改革の頃を背景に、苛政に喘ぐ庄内藩の農民を助…

天児慧・早稲田大学現代中国研究所長が書いた「中国共産党論」。中国共産党の支配構造、習近平の野望、中国の民主化のシナリオなどを分析し論じている。

　中国共産党とはいかなる団体なのか。共産党は何を目指しているのか。４０００年の伝統的な文化と思想に大…

　「保守派とはどんな人々か」を理解する一助になる書籍。２０世紀の保守派の巨頭だった福田恆存についての評論家や学者の論評です。右傾化する現在の世相との絡みで読むと、何らかの参考になると思います。

　２０世紀の保守派の論客である福田恆存（１９１２～１９９４）に何らかの形でかかわった人々が彼の思想、…

　豊富な史実を紹介しています。たいへん参考になりました。しかし、客観的で、虚心坦懐な解釈なのか？西尾氏らの見解として頭に留めておく、と言う以上でも以下でもないところに書評が落ち着くように思いました。

「自ら歴史を貶める日本人」の史実の捉え方をある程度評価します。ただ、あまりにも独善的になり過ぎて「満…