漱石と倫敦ミイラ殺人事件

イギリス留学時代にホームズと出会った夏目漱石氏とワトソン氏の手記が交互に出てくるという形をとられていて、いかにもそれぞれらしい文体が、だんだん実録のように思えてくる作品でした。

本が好き! 3級
書評数:10 件
得票数:77 票
ミステリー読みがち。

イギリス留学時代にホームズと出会った夏目漱石氏とワトソン氏の手記が交互に出てくるという形をとられていて、いかにもそれぞれらしい文体が、だんだん実録のように思えてくる作品でした。

安定のベストセラー陣の間に新鋭作家も並んでいて読後はお腹いっぱい。 芹沢央さん好きな感じでした。 奇妙な話的なミステリーと本格がバランスよく収録されています。

やるせなさの中にも優しい感動
舞台は水族館。冒頭から職員が謎の死を遂げます。早い♪・・・と思ったら、次章は3年後の彼の命日。次々に…

本格、王道、なのにポップ。ロジックもしっかり楽しめる。
平成のエラリークィーンと呼ばれ、22回鮎川哲也賞を今作で受賞。 高校の体育館で起きた殺人事件、です…

サイコミステリー。幻覚ならなんでもありですか…とは言わない。鉄則ですね
サイコミステリー。初挑戦のジャンルでした。 元精神科医である主人公に治療を依頼してきた女性。彼女が…

某探偵を彷彿とさせるいでたちですが、この叔父さんも彼を取り巻く事件も、真っ当ではないです
連作短編集。タイトル通り、一風変わった叔父さんのお話。 彼の周りで次々と起こる事件を甥である男子高…

豪華な作家陣!お名前を見ただけでワクワクでした。
「驚愕遊園地 最新ベスト・ミステリー」のレビューを書きました! これまた書店員に尋ねるのを躊躇…

当たり前のように思われていて、あまり知られていない、だけど最も尊ぶべき仕事の1つだと感じました。
外国で亡くなった方の遺体や遺骨を祖国に運ぶ「国際霊柩送還」という仕事があるそうで、その日本初の専門会…





22回鮎川哲也賞作 ただの学園モノと高を括るなかれ 驚きのロジックが待っています
平成のエラリークィーンと呼ばれ、22回鮎川哲也賞を今作で受賞。 高校の体育館で起きた殺人事件、です…





息遣いが聴こえるような静かさと温かさ
滅多に手に取ることがないジャンルです。死体がでてこないので・・・。 話題にのって一応・・・と思って…