猫とあほんだら





猫エッセイは数多くあるけど、多頭飼いの日常をこんなにユーモラスに描かれた本を初めて知った。こんな町田康を知ることができて、幸せだ。大好きな作家さんになった。敬愛します。
猫は、人の言葉がわかると思う。そんな猫を知っている。 「お帰り」と声をかけると「ただいま」と言う…

本が好き! 2級
書評数:20 件
得票数:250 票
昭和生まれの50代主婦。
本に囲まれて暮らしている。
犬猫3匹プラス2匹にも囲まれている。
今年に入り、結構本を読んだが書評が追いつきません。ぼちぼち書いていきたいと思います。





猫エッセイは数多くあるけど、多頭飼いの日常をこんなにユーモラスに描かれた本を初めて知った。こんな町田康を知ることができて、幸せだ。大好きな作家さんになった。敬愛します。
猫は、人の言葉がわかると思う。そんな猫を知っている。 「お帰り」と声をかけると「ただいま」と言う…





光文社さん、ありがとう! 読みやすくて解説もしっかりあって、古典初心者に優しい。 オスカー・ワイルドの名言はいくつも知っている。でも作品を読んだのは初めて! 面白い、可笑しい、他の作品も興味津々。感謝です。
数多くの名言を残した詩人・作家・劇作家のオスカー・ワイルドの短編集。 ワイルドの短編が4作品、長詩…





映画「太陽がいっぱい」ではアラン・ドロンが主役で、後の「リプリー」ではマット・デイモンが主役だった、あの作品の原作者P・ハイスミスの、全く違った恋愛小説です。60数年を経て、ようやく初邦訳。
17歳の時ニュージャージーにあった修道会の寄宿学校を卒業後、都会のニューヨークに出て2年がたつ、舞台…





イギリスの半世紀も前にデビューしていた女流作家、ミュリエル・スパークの、傑作群像劇。七十過ぎのほぼ老人オンリーのコメディ。
「死ぬ運命を忘れるな。」 突然そんな電話を受けたら? 「は?今生きとるから、死ぬのは当たり…





誘拐犯がいて、人質がいる。ゼロ章から始まり、最終章にたどり着いてもまだ終わらない。一息で読んでしまうこと、間違いなし。素晴らしい。
私にとっては、五十嵐貴久、2冊目。以前読んだ『贖い』の後、友のお勧めがこれだ。どちらも、星野警部が捜…





名犬ラッシー知ってますか? とってもおりこうなコリー犬。小さい頃テレビで見てすごく憧れた。ラッシーを思い出す。これは、犬が語る、痛快ミステリー。ラッシーじゃなくて、40キロの大型犬チェットが主役。
まずは強盗に噛みつき見事取り押さえる、名犬チェットが登場。シリーズ第一作同様、チェットの語りで物語は…




タイトル通り、とても重いテーマの小説だ。 最初の事件で、もう目が離せなくなる。猟奇的殺人なのか。それとも、模倣殺人なのか。人は、罪を犯したあと、何をもって償えば赦される?
久々に読書。家族の手術中、控え室で終わるのを待つ数時間、明るい静かな空間は、ミステリ小説にちょうどい…





編者中村融さんによると 「ミステリともSFとも幻想怪奇小説ともつかない」「ブラックユーモア」と言われる作品を集めた7篇の本邦初訳を含む18篇。こんなアンソロジー、読んだことがない。ヤバイ。衝撃の連続。
すでに、素晴らしい書評がされていますのでそれを参考にしていただくことにして、拙い内容ですがお許しくだ…





近藤史恵の数々の著作の中でも、シリーズものが気に入っていて、整体師合田力の3作とか、天使は~シリーズ、ビストロ~シリーズ、などあるが、これもいい。 南方署強行犯係、黒岩會川コンビの二作めである。
近藤史恵の作品について、本好き友と話していて、気になって仕方なかったこのシリーズ。 本の山を捜索す…





やはり太宰。 これはもう、ホントになんか、ほっとした。
6巻に来ると、もう完璧にドキドキのミステリー色満載。 ああ、彼女の思惑はうまくいくのだろうか、また…





本が好き、そして書店も古本屋も好き。 そんな人は、きっと面白い。 もう、かなりの人は、知ってますよね? やっと、6巻まで読みました!
北鎌倉にある、祖父の代からの古書店が舞台。孫である人見知りの若い女性が店主で、年下の男の子がある古書…





法医学ミステリー! これはもう、途中で読むのを 止められません。
法医学教室なんとか、とか、死体はなんとか、とか、ドラマでもよく見かけます。それも嫌いじゃないが、小説…





どうしよう?...... 今の自分が同じ病だと言われたら、とか 家族や身内だったら、とか いろいろと考えてしまう作品です
加納朋子さんが白血病だったことを、実は先に読んだ、中島梓の「転移」を読んでいるときに知りました。 …





産業スパイ!?フィクションだし、アクションもの? 吉田修一は、どんなスパイを描いているの?
吉田修一の作品を読んだのは、「悪人」以来の二作め。 「太陽は動かない」の主人公の少年時代を描いたの…





猫も、面白いですよ。作家と猫の2ショットが、どれもこれも、温かい笑顔なのがいい。
我が家には犬も猫もいて、犬派の私は、先に紹介した「作家の犬」を先に買ったが、結局気になっていて、…





どきどきハラハラ! 昔の友人が、会いたいと言う。 その時、私ならまず、何を思うだろうな。
高校時代の同級生、友達?が、突然会いたいと連絡してくる。10年ぶり。36才になっている。主人公は独身…





犬と作家、両方好きな人は、楽しいと思いますよ。 写真を見るだけでも、きゅんきゅんします。
生まれる前から、私のそばには犬がいた。 当時流行りのスピッツのシロ。賢い犬で、幼児の私がリードを持…





ますます魅了されます 一気に読みたくなった後半!!
逮捕された二人の全てがあからさまになる。 井上と戸田。 各々の過去が明かされるにつれ、犯罪者…





合田シリーズ最新作! 待ってました!!
個人的には、数年ぶりにこのシリーズ読了。 期待を全く裏切らない。 うーん、と唸らせる作品だった。…





御手洗-石岡コンビ記念すべき第1作 本格ミステリーだわ!
傑作だ!という解説を信じました。随分昔に買ったので(1997年発行)新書版2段の文字。しかし、なぜ今…