神々の山嶺〈下〉



2016年3月に映画公開に向けて先に原作を読んでおくことにした
羽生丈二という人物に強く魅せられる。 山に登るためだけに生きているような人物であり、強く、そして激…

本が好き! 2級
書評数:18 件
得票数:257 票
「人を含む生き物がなぜそうなのか」にとても興味があります。ブログに書いた読書感想をいくつかこちらに転載する形で投稿させて頂いております。
好きな作家:帚木蓬生、中村文則、高村薫、アラン・シリトー、椎名誠



2016年3月に映画公開に向けて先に原作を読んでおくことにした
羽生丈二という人物に強く魅せられる。 山に登るためだけに生きているような人物であり、強く、そして激…





われわれが何者であるかを知るための手段として、「死」のメカニズムを知ることは有効である。
このタイトルから何を思うだろうか? 生あるものはいつか滅び衰え死ぬことはあたり前のこと。 …




1969年の春、我が身を暴力に晒し闘った東京大学の学生たちと、翌年まさに命を賭して散った三島由紀夫による激しい討論会の記録。
■あらすじ 本書より引用 学生・社会運動の嵐が吹き荒れた一九六九年の五月十三日、超満員とな…





この作品を読むのに私には13年という年月が必要でした。こういうことがあるから本を読み続けるのかもしれない。
■あらすじ 本書(上巻)より引用 遥かな洋上にいる息子彰之へ届けられた母からの長大な手紙。…





「翳りゆく夏」の著者による短篇集。研ぎ澄まされた刃のようなミステリと、心に深く染みわたる文学作が織りなす10編の物語。
■あらすじ 一切の余分を排し背筋をざわつかせるトリックのみを抽出したミステリ。 人々の心のあ…




「シーナさん、シーナさんヤッホ」(1995年 EDWINのCMから) ←本作の内容とは関係ありません。椎名誠さん、12の町を再訪する旅の記録。
■あらすじ 著者「椎名誠」がこれまで訪れた十二の町を再訪する。 変わった街、変わらない街。 …





「今日から君は遣唐使だ」「な、なんだってー!?」使命を背負い唐へ渡った若き僧侶たちの人生を描く熱き歴史ロマン小説。
■あらすじ 時は奈良時代・天平の世。 近代国家成立を急ぐ朝廷は、先進国「唐」から多くを吸収す…




将軍からニートへ。自分らしい生き方を貫いた彼の名は「徳川慶喜」。徳川江戸幕府最後の将軍の物語。
■あらすじ 黒船来航により家康から代々続いた徳川江戸幕府は危機へと陥る。 激動の時代に十五代…





55歳の著者が半生を振り返り、学び考え続けることの意味と空しさを希望に変える術を語る。肩の力をそっとゆるめてくれる一冊。
■あらすじ ブロガーとして知られる著者が半生と人生観を綴る。 「からっぽだった」と人生をふり…




二十年前に起きた誘拐事件、関わった者すべての人生を知る読み物がたり
■あらすじ 大手新聞社「東西新聞」に内定が決まった少女は、二十年前に誘拐事件を起こした犯人の娘…





俳号「小林凛」 十一歳、五・七・五に込めた思いよ世界に届け!
■あらすじ 同級生のいじめ、問題と向きあおうとしない学校 俳号「小林凛」 十一歳の少年は俳…




二十億年の生存競争と進化をくぐりぬけてきた種族「人間」は、「アンドロイド」と「電気羊」の夢を見る
■あらすじ 第3次世界大戦(最終戦争と呼ばれている) が終わった後、地球は放射能灰に汚染され死の星…




懸命に生きたら終わらない逃亡生活が始まった
■あらすじ 時は太平洋戦争の終わろうとする時期 香港で諜報活動に従事していた主人公の守田征二は、…




殺人の話、そして究極の悪についての話
殺人の話、そして究極の悪についての話 この地球上において、共食いの現象は広く観察されているが、…




私たちは日々「命」を食べて生きている
ノンフィクション作品かエッセイであろうと良く確かめもせず注文し、届いたら大判のモノクロ写真集であった…




1905年、ドイツ人青年が1年半かけて世界を旅した ~117点の写真による100年前の世界の記録
■あらすじ 1905年、ドイツ人青年「アベグ・ワルデマール」が、1年半かけてアメリカ、日本、朝鮮、…




散文のような日記のようなお伽話ような51篇の短篇集
■あらすじ 長短が極端に異なる51篇の短篇集 物語は1篇ごとに大きく内容を変え、散文のような日記…



戦争のない平和な世界を、しかし戦争はもはや富を生むための巨大な装置となっている
■あらすじ 戦争、紛争、そしてテロといった武器を用いた争いは止むことなく世界各地で行われている …