ひらあやまり
ゆるくてしなやか、そしてしたたか。そういう風に私も生きたい。
奥さん、知ってるでしょう? 「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクター、嬉野雅道の本でございます…
本が好き! 1級
書評数:111 件
得票数:1649 票
寝ても覚めても本が好き
ジャンルは問わず本が好き
なのに最近本を読む時間がなかなか取れないのが悩みの種。
ぽつぽつ読んでいきますので、よろしくお願いします。
ゆるくてしなやか、そしてしたたか。そういう風に私も生きたい。
奥さん、知ってるでしょう? 「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクター、嬉野雅道の本でございます…
辛いこと、悲しいことを口にせず、笑顔でじっと耐える日本人。耐えきれなくなった時、人は幽霊になっちゃうんだね。
今年読んだ本、イサム・ノグチの評伝や、『坊っちゃん』の時代シリーズなどいくつかに、ちらちらとその気配…
映画がよかっただけに、ちょっと期待外れ。タイトルが内容と合ってないんだもんなあ。ぶつぶつ。
「終戦のエンペラー」 映画を観たのは2年前の夏です。 そしてこの本を買ったのは昨年の夏。ナツイチ…
「面白かった?」と聞かれたら「面白かった」。「好き?」って聞かれたら「嫌い」。
読む前に思っていたよりも面白かったです。 衝撃的な設定だけで読ませるのではなくて、構成もきちんと計…
日本の古典文学って、じつは妖怪文学?そのくらい日本人の生活のなかに、妖怪は普通に存在していたのです。
真面目に妖怪学の本。 著者は妖怪を、「神」観念の否定的な「半円」と考える。 同じものであって…
安吾捕物帖ですが、安吾が主人公でもなければ、岡っ引きも出てきません。
今どきのミステリーに慣れた人なら、犯人を当てるのは簡単だと思います。 しかし、これは推理小説じゃあ…
そばにいて。そして愛して。お父さん。お母さん。
主人公ヨーの両親は、彼女が幼稚園の頃離婚した。通りを2,3本へだてたところに母が引越し、ヨーと父はあ…
思いつくままに語られるような文章から、浮かび上がる真実。美しい文章。現在と過去の重なりあいの妙。
人間らしい温かみのない養家で育った少年ダヴィーズ・イライアス。大学進学前に養父母が亡くなり、校長先生…
日本料理って、日本の文化(神道)と切っても切れないつながりがある。五穀豊穣を祈り、大御宝(おおみたから)つまり国民の安心安寧を願っていただくものなのだ
大きくて重たい本なので、休みのうちに読めてよかった。 日本料理の原点は、とにかく御米。 その…
反発しながら求める心。花と淳悟。私とこの本。
これはとてつもなくすごい本だった。 でも、人に勧められるかといえば、ちょっと躊躇してしまう。 好…
「いいんだよ、それで」そう言ってくれる自分を心の中に持たない人生は、世間的に成功したとしても、なんと虚ろなものだろうか。
ニューヨークから北へ50分ほど離れたところにある小さな町、ベドリー・ランに住むドク・ハタ。 永年経…
ポッキー持って、奈良へ行こう。
大学の研究室で、準教授昇進をかけた助手の論文データを、クリック一つで無残にも消し去ってしまった「おれ…
家族が重くて、とても厄介。だけど家族を否定しきることはなかなか難しい。どうやって向かい合えばいいのかなあ。難しいことではあります。
ストーリーを書こうとすると、なんということのない話なのだ。 夫以外の人とはほとんど接することなく孤…
赤よりも高温の青い炎。若さゆえの青い炎。感情的より理性的でありたかった青い炎。青の炎の中に込められたたくさんの意味。上手いなあ。
倒叙物のミステリーなので、最初から犯人は主人公である櫛森秀一とわかる。 ごく普通の高校生が、なぜ殺…
登場人物がみんな、老若男女を問わずみんな、繊細。でも、繊細は虚弱ではない。したたかな繊細の心地よさ。
小学校に入学したその日から、「今日、どんな日だった?」と聞かれたら、「ふつう」とこたえる子だった江戸…
したたかに、だけどあっけらかんと生きられたらいいね。粋にさ。
杉浦さんの江戸案内は、別格です。 もっと本格的にみっちり研究している方はたくさんいますし、本だって…
先生、私も鳥取環境大学で、人間動物行動学を勉強したいです!
幼稚園の時の愛読書が「動物図鑑」、「シートン動物記」も「動物のお医者さん」も読破した私が、こんな面白…
皆勤の徒=ブラック企業で理不尽な上司にいたぶられているサラリーマンのこと、だと気づくのに1日半かかった。たとえグログロでろでろでも。(うえ~)
いやあ、大変でした。 永久に読み終わらない…違った、永久に読み終われないのではないかと思いました。…
昭和の芸能界史、です。そして坂本九の、前半生記でもあります。今思えば、いい曲ばかり歌ってましたね。
私くらいがちょうど、坂本九の現役を知っている最後の世代なのではないかしら。 北海道では九ちゃん司会…
日本ジャンプ界が低迷していた頃に書かれた作品。ミステリとしても秀逸だが、今のジャンプ界を念頭に置いて読むとまた新たな感慨が。
札幌の宮の森シャンツェで、スキー・ジャンプの選手が死ぬ。 土地勘はあるが、実はジャンプ競技のことは…