64(ロクヨン)




「向き合う」事とはどういうことなのか、真摯に訴えかけて来る作品。 今まで読んだどの警察小説よりも、主人公の心が伝わってきた。それでいて物語に意外性と疾走感有り!!主人公の、県警広報官という立場も面白い!
県警広報官である主人公に、ありとあらゆる難題が降りかかって来る。娘の失踪・望まない仕事・被害者家族と…

本が好き! 3級
書評数:6 件
得票数:59 票
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「向き合う」事とはどういうことなのか、真摯に訴えかけて来る作品。 今まで読んだどの警察小説よりも、主人公の心が伝わってきた。それでいて物語に意外性と疾走感有り!!主人公の、県警広報官という立場も面白い!
県警広報官である主人公に、ありとあらゆる難題が降りかかって来る。娘の失踪・望まない仕事・被害者家族と…





面白すぎる。舞台設定・人物、全てが新しい!読み終わった後の、題名と内容の見事なリンクにも納得。トリックも流石。この新シリーズには、期待大!
ホテルフロント係の山岸の、仕事に対するプロ意識・徹底ぶりが読んでいて気持ちがいい。 犯人かもしれな…




色んなことがある。嫌なこと、悲しいこと。その壁を越えた後の主人公達の輝き、眩しすぎる! 本・本屋さんが好きなこと、本のムシな自分がちょっと誇らしくなっちゃう、共感度かなり高いリアルなお仕事物語!
書店ガール(1)を読んだ時、何で私は本と本屋さんが好きなのか、見事に言い当てられたような感覚に陥…




真に自分の罪を背負って生きるとは、どういうことなのか。 「死刑は、家族にとってゴールではない」 物語として引き込まれるだけでなく、死刑というある種社会的問題に対し、新しい見方を教えてくれる。
今まで、世に伝えられる事件や事故に対する刑罰の思い軽いの印象は、何と無くTVキャスターの声のトーン・…

主人公の男性の置かれている状況が、余りに特異すぎて、感情移入がやや不発気味。ただ、文章の書き方は面白い。物語のクライマックスで、あ〜、そういう書き方だったのか!とやや驚き。
主人公の行動の訳、真意が私には納得できなかった。主人公のような、ある特異な状況に置かれていなければ理…



綺麗なのか真っ黒なのか分からない感情を、じわじわと突きつけられる感覚。人には話したことない自分が、この本の中に沢山いる。
表紙の美しさと、題名のギャップに惹かれて手に取った本。 憧れるような感情も、醜いけれどドキッとする…