モナド新書 官僚階級論
国家に寄生する官僚の暴走を防ぐ方法
近代は、官僚階級が、事実上の王権の位置にいるといってもいいでしょう。 (本書 p.293) …
本が好き! 1級
書評数:76 件
得票数:647 票
備忘録的に書いています。読んだ本は数年たつと中身を忘れてしまうので。ホームページにも書いたものを、少しバージョンを変えて掲載しています。
国家に寄生する官僚の暴走を防ぐ方法
近代は、官僚階級が、事実上の王権の位置にいるといってもいいでしょう。 (本書 p.293) …
世界を立体的に把握して時代を先読みする
池上 無闇に英語で授業をしても、自ら英語植民地に退化するようなものです。そもそも大学の授業を母国語…
王道の言語学入門書ならコレ
ところで、道具・手段としての外国語学習の必要性は認めるにしても、もし言葉を学ぶ意義がそんな実用性の…
佐藤優論の取っ掛かりはコレ
この十年間、無我夢中で走ってきたが、このあたりで自分の作家生活について中間総括をしたいと思っていた…
資本主義の暴走を生き残るには
宮崎 田原さんも僕も早稲田大学だけど、いまや早稲田も金持ちの子弟しかいけなくなりつつある。 田原…
江戸時代の読書熱は現代以上?
師の手ほどきを受けるべき「読書」「素読」を独習ででも自らに課して、より高次の自己を獲得しようとした…
AKB、村上春樹、宮﨑駿から見える世相
佐藤 だから、沖縄の中で『風立ちぬ』がどういう感じなのかっていうことは面白いと思うんです。 斎藤…
資料のない歴史を書いた本
中年の聴衆が一八九五-一八九六年の冬の宵に意識的に探し求めにやって来たものとは、自分たちの想像世界…
資本主義で搾取され続ける我々の上手な生き方とは
賃金というのは天井が意外と低いところにあるんですね。だから、これまた何度もいうように、残業を300…
格差社会を生き延びるために
きっと次の大統領はヒラリーか、あるいは別の女性でしょう。大きな流れで、次は女性と決まっているようで…
反知性主義者に勝つためには
英国政府がウェブサイトに掲載した「スコットランドが英国に残留すれば、住民一人あたり二八〇個のホット…
異端児が硬直化した社会を変える
中瀬 佐村河内氏に救われた。自分が助かるには、次の「生贄」が出てくるのを待って、導火線に火のつ…
私達の悩みが載っているかも
私の場合、メディアバッシング、逮捕、投獄、裁判、失職などのどん底の経験がある。どん底からどうすれば…
大きな国々の隙間を生きる小さな国の人々
その夜は将校宿舎の自室に戻ってからも、なかなか寝付くことができなかった。いま、ベーコンズフィールド…
資本論を知らないピケティ
『資本論』は、理解するのに1年かかる。それには特定の読み方を押し付けるのではなく、論理的に正しい読…
西野カナはギャル演歌
繰り返しますが、それゆえに「演歌」は「日本的・伝統的」な音楽ではない、と主張することは私の本意では…
知の巨人・レヴィ=ストロースが見た日本
日本は自然の富は乏しく、反対に人間性において非常に豊かです。(中略)人々がつねに役に立とうとしてい…
大変な時代だからこそ知の力で生きる
アベノミクスも瑞穂の国資本主義も、私は念力主義の現代版だと思っています。現実的にはどう考えても、明…
京都では狸も天狗も駆け引き中
「ぱおんぱおん、どうしたことか?」 私は長い鼻をあげて西の空を見た。 滑るように春の空から…
京都をぐるぐる、案内もぐるぐる
登美彦氏は煙草を吸いながら、「進々堂で構想を練っているのだぞ」という顔をした。顔のことばかり気にか…