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KAKAPO

KAKAPO さん

本が好き! 1級
書評数:1348 件
得票数:7332 票

2013年に登録した時からしばらくは、ミステリー小説などを中心に読んでいましたが、元々、精神分析や心理学、自己啓発書に興味があり、最近は、イノベーションやソーシャルインフルエンス、脳に関する本を中心に読んでいます。

書評 (1348)

アキラとあきら

  

アキラとあきら

厳しい運命の下に生まれて育った二人のアキラが、よきライバルとしてさらに切磋琢磨しながら成長して行く。二人のアキラの大胆な決断を支えるのは、小手先の奇策ではなく、その苦しい生い立ちの中で培った信念だ。

先に読んだ「陸王」も良かったが「アキラとあきら」は、それを遥かに上回る面白さだった。境遇は違うがとも…

投票(1コメント(0)2024-12-22

はらぺこあおむし

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はらぺこあおむし

最初は、ちっぽけだった あおむしが、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日と食べるものを増やしていくと、あおむしは、おおきくなり まもなく さなぎになり、やがて きれいな ちょうになりました。

「はらぺこあおむし」は、作者のエリック=カールさんが、いもうとのクリスターさんに贈ったものなのですね…

投票(1コメント(0)2024-12-22

半沢直樹 アルルカンと道化師

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半沢直樹 アルルカンと道化師

中盤から不穏な空気が流れ読者を裏切り始める。真相は終盤で読者にも明かされ、後は固唾を飲んで見守るだけだった。半沢は、カタルシスに向かって駆け上がる。そこには志半ばでくじけた画家が昇華した姿があった。

【新たな課題に半沢が炸裂する】前半は、銀行内の醜い対立関係が敷かれ、まな板に乗ったのは広く芸術分野と…

投票(1コメント(0)2024-12-22

ハヤブサ消防団

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ハヤブサ消防団

前半は主役の三馬が、のどかな土地に馴染んで行く様が描かれ、後半は、私立探偵のように真相を探っていく様子だ。何度も引き直される敵味方の境界線が明確になったとき現れたのは、悲哀に満ちた聖母の物語だった。

ハヤブサ消防団なんてタイトルだから、下町ロケットを越える奮闘記だと思ったら、MIST以来?のミステリ…

投票(2コメント(0)2024-12-22

スーツケースの半分は

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スーツケースの半分は

青いスーツケースが繋ぐ連作短編集です。仲のよい4人の女性がスーツケースと繰り広げるそれぞれの旅……そして、このスーツケースが、彼女たちの手に届くまでのエピソードが、人の人生を遡るように明かされる。

青いスーツケースが繋ぐ連作短編集です。仲のよい4人の女性がスーツケースと繰り広げるそれぞれの旅……そ…

投票(1コメント(0)2024-12-22

ときどき旅に出るカフェ

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ときどき旅に出るカフェ

オーナーは「自分のお店がやりたいんです。カフェとか」と相談してきた後輩。毎月一日から八日の間は店を休んで旅に出て買ってきたものや見つけたおいしいものをカフェで出す。そんな店で起る小さな出来事が……。

気候のいい春と秋しか乗らない自転車を引っ張り出して住宅街をふらふら走っていた時に目にとまった「カフェ…

投票(2コメント(0)2024-12-22

わたしの本の空白は

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わたしの本の空白は

先の展開が見えないスリルの中で、南は、過去に何があったのか、バラバラに離散してしまった過去の断片を探しだす。読者は、南と一緒に、僅かな手がかりを合わせて、過去に何があったか推理するのである。

病院のベッドで目覚めた南は、記憶を失い自分の名前すら思い出せず、現れた夫のことも忘れていた。その日…

投票(1コメント(0)2024-12-22

英雄の書(上)

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英雄の書(上)

ファンタジーの体裁を取っているのは、きっと間口を押し広げるための手段に過ぎないのではないか?その内容は、まるで政治哲学の授業を受けているようだ、突きつけらる問いに、読者は、正義の意味を考えさせられる。

「希望荘」「昨日がなければ明日もない」を読んで、やっぱり宮部みゆきさんは素晴らしいと思い出した私は…

投票(1コメント(0)2024-12-22
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