監獄の誕生―監視と処罰
Michel Foucaultの 肉体の刑から魂の刑への歴史の書 そしてポルノというシニフィアンへの監視を想う
フェチフェスという“フェチ”をテーマにしたアートからポルノまでボーダーレスなノマドなイベントを企画し…
Michel Foucaultの 肉体の刑から魂の刑への歴史の書 そしてポルノというシニフィアンへの監視を想う
フェチフェスという“フェチ”をテーマにしたアートからポルノまでボーダーレスなノマドなイベントを企画し…
ゴダールを思わせる切り刻んだ俳句的な断片文章
「ジョン・コルトレーン マイスル・デイビス 達はジャンキーで早死 ジャンキーアーチストは肝臓で死ぬ」…
春、髪、血、レトロのフェティッシュ萌え! 初版の復刻版の装丁のこのレトロ感最高。
「みだれ髪」が好きではあったが、ことさら特に好きというわけでもなかった。 だが、たまたま、フェチフ…
ブレードランナー、通称ブレラン、80年代サブカル映画タイトルフェチ
“言語ウィルス研究所”というの活動をボクはしている。 それは、言語を表面的に愛する活動で、twit…
「とにかくハデにヤれ」という言葉とともにガロに残忍な通り魔のごとく登場した現代の無残絵画家にしてカルト漫画家の丸尾末広氏の代表作『少女椿』
お陰さまで、2013年1月に全く無名の“フェチフェス01”が、廃墟の病院を会場として産声を上げ、当時…
ここまで高貴でストイックで厳粛な悪徳を描けた文学者はいまだかつてサドしかいない。
自分のことを“サド”という、字名を付けているものの、マルキ・ド・サドが好きかと問われると、彼の書く小…
ミルトン・ヒンダス"敗残の巨人" フランス共産党"人類の敵" あるいは"全てを敵にまわした男"と言われた男。第二次大戦中、アンチユダヤ主義とアンチナチズムを唱えた果てに戦後、死刑判決を受ける、偉大な逃走者
誰からも愛される徳の高い偉人は多くいる。だが、全てを敵に回す完全敗北の偉人は極めて少ない。多くの憎悪…
ドゥルーズ=ガタリの“最も高い塔の歌”としての哲学本。1980年に投下された“紙爆弾”により、哲学は終焉を迎える。まさに爆弾本であった。現にドゥルーズ=ガタリ以降世界的に認められる哲学者は出ていない。
柄谷行人曰く、「文体がその思想に伴わない哲学は信用できない。」哲学とは、妄想や机上の論理ではなく実行…
同タイトルが河出文庫からも出ているが、このペヨトル工房版は貴重なアルトーの肉声テープ付きである。アルトーの語る難解な詩のような演劇論は、この激しくアナーキーな肉声パフォーマンスで瞬時に体感デキルのだ。
以下、アルトーの言。 「人間に器官なき身体を作ってやるなら、人間をそのあらゆる自動性から解放して真…
青い色が印象的な本。エッセイ小説にして、ドラッグのマニュアル本。ドラッグという法律の境界、精神世界の境界、健康の境界を超えることが出来るか、の本。
中島らもの著作の中で、最も好きな本なのであるが、僕は持ってはいない。友達に借りて読んでハマった本なの…
“天才”の代名詞であるランボオにしてこの薄くて軽い文庫本。大学の文学部の大学院生が学ぶような重々しい大作品にしてこの白く薄い文庫本に出会ったのは80年代サブカルの時代のサントリーランボオのCMだった。
僕ら80年代サブカル世代の多くが、ランボーと出会ったのは コピーライター長沢岳夫の有名なサントリーラ…
初音ミクの予言の書!1995年に書かれたMacで作るミュージックウィルス研究本。作曲した作品をパッチ化して組み合わせて使っていく。他人が簡単にそのパッチを利用し組み替えアレンジして新たな曲を・・
【Max】という、音楽ソフト、それはパッチと呼ばれる最小単位のスタックを組み合わせで音楽を完成させる…
タイトルが素敵過ぎて詩だ! なんどでも口ずさんでしまう!このコトバのメロディー、音。そして漢字とカタカナとひらがなの美しさ!
静かな介護施設の静かな老人の退屈しそうな思い出話から・・・そんな暮らしが、生活が、社会が、世界があったのか!?というまるで不条理なカフカ世界とも思える、かつて生きた無名の日本人たちの未知の実話の数々