挫けない力 逆境に負けないセルフマネジメント術。
幸福になるためのランニング
石田淳・白戸太郎「挫けない力」を読んだ。 本書は行動科学の専門家とプロのアスリートによる、ランニン…
本が好き! 2級
書評数:20 件
得票数:162 票
1990年生まれ、北海道札幌市で育ち現在も札幌在住。
名前は杉浦茂先生の漫画より。
3月に買った本は新刊3冊と古本15冊。
だんだんと人生の詰みが近づいてきました。
幸福になるためのランニング
石田淳・白戸太郎「挫けない力」を読んだ。 本書は行動科学の専門家とプロのアスリートによる、ランニン…
サッチャー主義に迫る現在進行形のリポート
森嶋通夫「サッチャー時代のイギリス」を読んだ。 森嶋通夫(1923~2004)は、日本を代表す…
「無関係な」2つの物語
フォークナー「野生の棕櫚」(新潮文庫)を読んだ。 本作は1939年に発表された。 原題はTh…
確かに難はあるが、勢いもある。
宇野常寛「日本文化の論点」を読んだ。 本書は日本社会の現状を整理し、次の時代への展望を指し示す…
怪奇漫画ファン必買!
呪みちる「ライオンの首」を読んだ。 本を置いた後、深い感動の溜息をつかずにはいられなかった。 …
川のほとりでダイモーン(精霊)が告げる
プラトン「パイドロス」を読んだ。 短めの対話篇である。 リュシアスが「自分に恋している人…
「若者文学」の古典?
石原慎太郎「太陽の季節」(新潮文庫)を読んだ。 収録されているのは以下の5作。 ・「太陽…
他人は何を考えているかわからない・・・という話
矢部嵩「紗央里ちゃんの家」を読んだ。 第13回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、2006年に発…
タイトルは大げさだが、手を抜いた本。
福田和也「二十世紀論」を読んだ。 月300枚の原稿を抱え、TVにも積極的に出演している人気批評家の…
サガン+コクトー+三島?海の栄光と陸の堕落
三島由紀夫「午後の曳航」を読んだ。 本作は1963年9月、書下ろし作品として講談社より発行され…
ソクラテス先生、シビレエイになる
プラトン「メノン」を読んだ。 「徳」を主題にした短めの対話編である。 20歳前後の青…
怒涛の邦訳ラッシュは何をもたらすか?
雑誌「ユリイカ 総特集=世界マンガ大系」を読んだ。 ある時期からサブカルチャーを積極的に取り…
ソクラテス先生の人格者ぶりに衝撃
プラトン「饗宴」(岩波文庫版)を読んだ。 紀元前416年ごろ(推定)、詩人 アガトン の家…
「かわいくたのしい」やさしい少女のファンタジー
藤田まぐろ「死神くんのお仕事」を読んだ。著者2冊目の短編集である。 藤田先生は94年にりぼんか…
新日銀副総裁はどういう考えの持ち主か?
岩田規久男「「小さな政府」を問いなおす」を読んだ。 著者は1942年生まれの経済学者で、こ…
狂気へと反転する理性
小林泰三「臓物大展覧会」を読んだ。これまでに各誌に発表された短編群に描き下ろしを加えたものである。 …
増え続ける監視カメラを求める心理とは?
大澤真幸「生権力の思想」を読んだ。精力的な執筆を続ける社会学者の新刊である。 生権力biopo…
エンタメ路線と社会派路線
眉村卓「燃える傾斜」を読んだ。ハヤカワ文庫SF67 最初にこの書名を目にしたとき、何のことかわ…
吉本隆明中級者向け?
「吉本隆明対談選」(講談社文芸文庫、2005)を読んだ。 対談相手と年は、江藤淳(1966)、…
ゲーテのベストアルバム
新潮文庫の「ゲーテ詩集」を読んだ。 おすすめ度★★★★☆ ゲーテが生涯に残した詩から、それぞれ…