車谷長吉の人生相談 人生の救い
この先、幾度となく読み返すだろう。心が静まる一冊。
車谷長吉さんに興味を持ち、インターネット上で調べていたら、本書が話題になっていたので読んでみた。 …
本が好き! 2級
書評数:10 件
得票数:112 票
最近は集中力に欠け、しばらく読書から遠ざかった生活をしていました。
今年は少しでも多くの本に触れたいとの思いで登録。
ゆっくりとマイペースに、自分のための覚書き程度にときどき利用させていただいております。
この先、幾度となく読み返すだろう。心が静まる一冊。
車谷長吉さんに興味を持ち、インターネット上で調べていたら、本書が話題になっていたので読んでみた。 …
この旅で聖なる人を見たのは彼だけかも知れない。ベトナムは古都フエの清掃職員の女性から後光が射しているように感じたのは。
奥さまの順子さんに置いてきぼりにされたくなくて、一人ぼっちになりたくなくて、しぶしぶ、しょうがなしに…
『誰かに見てて欲しいのよ。けど、ほんまに困ったら、人は誰にも相談でけへんのよね。』
汚い老朽木造アパートの二階、右手の一番奥の部屋。 四畳半に流し。大きな冷蔵庫と粗末な木の椅子しかな…
ゆっくりと、穏やかで心地の良い、そしてほんの少しだけ寂しい。このあたたかく愛しい時間をずっと味わっていたい。
映画館・ポップコーン・サンドイッチ・・・どれもわたしの大好物だ。 この本の主人公である青年…
肩甲骨を動かすだけで、なぜ痩せるのか?
そのキーワードは褐色脂肪細胞。別名:ダイエット脂肪細胞。 著者ゲッタマンによると、この細胞は、首の…
どこにでもいそうな夫婦、親子。 どこにでもありそうな家族の10のおはなし。
10コのおはなしのどれもが、《あ~友達んちの話みたい、あの夫婦ってこんな感じ…》とか、《コレってうち…
“大人になったら淋しくなった”このコトバを目にしたとき、何故だかとてもほっとしたのを覚えている。
この本との出会いは十年以上も前のこと。 進学と同時に上京し、一人暮らしをはじめていくらか経ったある…
う~ん。真面目で、まっすぐで、爽やかな・・・清々しいという言葉がぴったりの大学生だった真咲は一体どこへ行ってしまったのだろう・・・
蝶子が管理するシェアハウス、“通称:桜ハウス”そこで十数年前に一緒に暮らしていた女たち。 蝶子…
今日もどうにか自分の思い描く自分と、他人が勝手に思い描いた自分を保とうとしている。
独身女性ばかりが集まったシェアハウス“通称:桜ハウス”で、かつて一緒に暮らしていた4人の女たち。 …
独身女性の多くはこの4人のうちの誰かに自分自身を重ね、苦々しくも愛おしく思うことだろう。わたしもその一人だ。
市役所で事務として働いている蝶子は36歳独身にして、叔母の唯一の財産であったボロッちい一軒家の相続し…