黒龍の柩 (下)
上の感想も含めて…。
池田屋事件に始まるこの小説。 最小の一言によってこれから登場人物たちの進む道が困難であること…
本が好き! 4級
書評数:8 件
得票数:20 票
読書&幕末好きの中二です。
主に読むのは歴史ものの小説ですが
それ以外にもいろいろ読みます。
作家読みはしません。
TVで放送していた映画とかを見てその原作を読んでみたり
新選組と名のつく小説を片っ端から読んでみたりといろいろです。
好きな小説は
夢枕獏先生の陰陽師シリーズ
浅田次郎先生の一刀斎夢録
桜庭一樹先生のGOSCKシリーズ
上の感想も含めて…。
池田屋事件に始まるこの小説。 最小の一言によってこれから登場人物たちの進む道が困難であること…
この小説はほかの新選組小説とは違います。
池田屋事件に始まるこの小説。 最小の一言によってこれから登場人物たちの進む道が困難であることを…
はじめはガリレオシリーズだとは知らずに読んでいたので湯川という名前が出てきたときはびっくりしました。子供嫌いの湯川教授と少年とのやり取りがよかったです。
陰陽師シリーズ初の長編です。 私にはなぜか物足りないような気もしましたが、いちど短編で書かれたものが長編になるというのもいいなぁとおもいました。
いかにも人気シリーズの第一巻って感じでした。 自分は特にトリックを解きたいという気持ちはないので仕掛けがわからなくてもおもしろいし、好きです。
鉄輪の話では少しぞっとしたし考えさせられる部分もありました。 どんな時でもいちゃついている清明と博雅には驚かされます。
二人の会話にほのぼのさせられながらも話の中では少ししんみりしてしまうのもこの小説のすごいところだと思います。
映画の再放送を見て、映像化が面白いなら原作はかなり面白いはず!と思い読んでみました よい漢の博雅 常に冷静でどこか不思議な清明 ほっこりとする清明と博雅の会話 心地よいテンポで進んでいく話 とても面白かったです