探偵はバーにいる
アクション描写がスピーディ!予想以上にハードボイルド!
アクションや情景の描写がコンパクト且つスピーディに描かれていて、思った以上にハードボイルドな内容。事…
本が好き! 4級
書評数:7 件
得票数:32 票
一冊を読み切るのに時間がかかりますが、積ん読を少しでも減らしたい所存。
ミステリーとSFが好物です。
アクション描写がスピーディ!予想以上にハードボイルド!
アクションや情景の描写がコンパクト且つスピーディに描かれていて、思った以上にハードボイルドな内容。事…
冒頭で犯人もその理由もほぼわかってしまう。刑事コロンボのように、どうやって謎を解くかが楽しみなストーリー展開。
犯人も動機もほぼ明確なのに、トリックの謎についてはそこまで見えているのに決定打がないというもどかしさ…
タイトルとは裏腹にファンタジーなミステリー小説だと感じた。本筋のDNAシステムや殺人事件のことよりも、人が人である意味を考えさせられた気がする。
冒頭からかなりキツイ描写なので胸が悪くなる人もいるかもしれない。 死体遺棄事件から大量殺人事件に変わっていくストーリー。 姫川玲子の妙に働くカンで事件はどんどん進んでいく、その展開の早さも気持ちいい。
姫川玲子と掛け合う登場人物のキャラクターは、実在の人物を想像しながら書いたのではないかと思えるくらい…
タイトルはある意味結末と直結しているものの、本当にそうなのか、という疑問は残る。放射能物質が盗まれた、と言う割には事件の進展はあまり緊迫した感じがなく、主人公の後手後手さが際立つ。
瀬戸大橋が建設中の時代を背景に、島に建てられた館での密室トリック。犯人の動機はさておき、後半、壮大なトリックの解説がたたみかけるように続く。
密室トリックにも色々あるけれど、これは建物の構造そのものを題材にした密室トリック。 「館」の構造を…
軽快でテンポの良い文体がとても読みやすい。気軽に読める本格ミステリー。いろんな要素が絡み合った密室トリックがすばらしい。