官僚生態図鑑――ズレまくるスーパーエリートへの処方箋
森永卓郎さんが考える官僚のよいところ・よくないところ、官僚へのエールがまとめられた、読み応えのある一冊です。
今年1月(2025年1月28日)他界された森永卓郎さんの著書です。 本作は、森永さんから見た官…
本が好き! 1級
書評数:127 件
得票数:1590 票
京都府在住。大学院では磁性物理学を専攻し、現在は一般企業の技術職として業務に携わっています。ピアノ演奏が何よりの趣味でしたが、最近は忙しくなかなか時間が作れません。空き時間に色々な本を読んで、様々な場所へ出かけ、個性的な人たちと出会い意見を交わすのが今後の楽しみです。最近は美術館めぐりが新たな楽しみになっています。
森永卓郎さんが考える官僚のよいところ・よくないところ、官僚へのエールがまとめられた、読み応えのある一冊です。
今年1月(2025年1月28日)他界された森永卓郎さんの著書です。 本作は、森永さんから見た官…
孤島に呼び寄せられた10人が順番に消えていくという「孤島ミステリー」の世界的傑作です。
孤島に呼び寄せられた10人が順番に消えていくという「孤島ミステリー」の世界的傑作です。 10人…
万人が参加できる「哲学対話」を通して、人間心理や社会課題の考察がまとめられており、気づきをたくさん与えてくれる本です。
著者は思考力養成を専門とされている哲学研究者です。東進衛星予備校で現代文を担当されており、哲学の知見…
2025年のフジテレビ問題について、2005年ニッポン放送株の買収で名を馳せた当時のライブドア社長・堀江貴文氏による回顧録です。
2025年1月27日、フジテレビと親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(以下FMH)の記者会…
アジアを舞台に企業と個人が生き残りをかけて繰り広げるビジネス小説に、高校時代は発展しなかった男女関係が生き生きと蘇る恋愛要素を掛け合わせた、大変面白い作品です。
個人的に、最後までわくわくしながら読めた小説です。ビジネス小説の中に犯罪と恋愛の要素が加えられた、ど…
シェイクスピアの四大悲劇の1つ。予言と誘惑に身をゆだねたマクベスの心理変化を、客観的な視点で鮮明に描いた作品です。
シェイクスピア(1564~1616)はイングランドの劇作家。歴史認識や人間観察・人間の心理描写に優れ…
変化が激しい時代に企業を改革へ導くためのヒューマンスキル「ダークサイド・スキル」について、具体例を交えながら解説した本です。
本書のタイトル「ダークサイド・スキル」とは、(普段はスポットが当たらないが)業務改革を推進するために…
「略奪愛」をテーマとした女性作家5名の恋愛短編集です。『朧月夜のスーヴェニア』(窪美澄)、『それからのこと』(花房観音)がおすすめです。
「偏愛」にもいろいろな形がありますが、本作は女性の目線に立って「略奪愛」に分類される短編を集めた小説…
生成AI等の拡大に伴う消費電力の増加やサステナビリティ社会の実現など、今後予想される社会問題の解決に向けて、「光電融合」技術を駆使した次世代ネットワーク「IOWN(アイオン)」の特徴を紹介した本です。
NTTが実現を目指す次世代情報基盤・IOWN(アイオン)。 NTTが持つ最先端の光電融合技術を駆使…
わけあり20代男女がお互いの距離を縮めていく様子を、現代的な恋愛プロセスをもとに描いた作品です。
20代男女間の恋愛模様を描いた物語です。 ブログで小説の感想を綴る女性・ひとみに対し、会社員の…
仕事術・タイムマネジメント・セルフコンディショニングの具体的なノウハウが凝縮されている本です。
副題は「「堀江式」完全無欠の仕事術」とあります。堀江氏と言えば、かつてのプロ野球球団やニッポン放送の…
京都の風習や行事、寺社や食べ物に至るまで、観光にも十分役立つ豆知識を短時間で体得できる本です。
京都はかつて都が置かれていた町であり、日本の歴史を学ぶ上でも欠かせない都道府県です。副題は「はんなり…
外国人の目から見た「雑談」の重要性、日本人の「雑談力」、雑談力を向上させる「自己開示」の必要性を説いたノウハウ本です。
著者はポーランド出身の方で、Googleの人材育成統括部長という経歴をお持ちです。 本書の帯には「…
医療ミステリーシリーズの第二作、完全版です。医学的な診断に加えて、人間関係のあり方にもメスを入れるといったテーマが見え隠れする作品です。
医療ミステリーのベストセラーシリーズ第二作です。第一作に続き、今回も「完全版」として書き下ろし内容が…
個性的なキャラクターたちが繰り広げる、医療ミステリーシリーズの第一作、完全版です。
医療ミステリーのベストセラーシリーズ第一作目です。新潮文庫版は2014年より出版されていますが、今回…
村上春樹氏の初期三部作・完結編。下巻では、「僕」が探し求めた女性との再会、殺人事件の真相と、「僕」の最後の行動が記されています。
上巻『 ダンス・ダンス・ダンス(上) 』からの続きになります。 五反田君とユキについて、主人公…
村上春樹氏の初期三部作・完結編。上巻では、札幌の「いるかホテル」を訪ねた「僕」の前に、次々と個性的な人物たちが登場します。
村上春樹氏の初期三部作『 風の歌を聴け 』『 1973年のピンボール 』『 羊をめぐる冒険(上) 』…
クイズと解答者の人生を重ね合わせて構成されたミステリー作品です。
視聴者参加型のクイズ番組は1980年代が最盛期ではなかったでしょうか。競技クイズの研究が進む中で、多…
天才画家と言われた少女の事件を題材に、著者の少女との思い出と、その後の関係者への取材によって構成された、壮大な自伝的小説です。
1975年に初版が出ており、出版当時、大きな話題を呼んだ作品です。著者の渡辺氏は医者ですが、恋愛小説…
様々な人生観や多様な働き方が推奨される一方、人々の潜在意識や価値観は大きく変わっていない対比構造を描き、そのギャップに問題を提起している作品です。
18年間、コンビニエンスストアのアルバイト店員として勤める36歳の女性の物語。 小学生の頃、男…