ワイルド・スワン(上)
この巻では著者の祖母・母がメイン。時代の渦に巻き込まれ一歩間違ったら亡くなっていても全く不思議のない状況を必死に生き抜いている。気が重くなりつつも、下巻も読みます。
投票(1)コメント(0)2012-09-10
本が好き! 4級
書評数:5 件
得票数:7 票
自己紹介文がまだありません。
この巻では著者の祖母・母がメイン。時代の渦に巻き込まれ一歩間違ったら亡くなっていても全く不思議のない状況を必死に生き抜いている。気が重くなりつつも、下巻も読みます。
義父から読みなさいと渡され読む。もしこの本の内容が事実なら今の日本は恐ろしい。マスコミは意図的に事実を捻じ曲げるようだ。しかしこの本もマスコミの一部だとしたらどこまで信じればいいのだろうか。
若い頃に読まなくてよかった。読むのに今以上に疲れたと思う。題から受けるイメージと内容が全然違っていた。主人公は自分の事を棚に上げてすぐに人の欠点を見つけて嫌いになっているので、好きになれなかった。
いろいろ思うのになぜかうまく感想が書けない。醜い女の子が可愛くなって世界が変わる話はたくさんあるが、整形した事による落とし穴に嵌まる訳でもなく一体何だろう。似てないと困るから子どもは生めないだろうね。
登場人物や挿絵の可愛らしさとは対照的に重いテーマが底にある本。空中とびやいかり草など、どんな力や技術も使い方次第で悪いものになるという教えは、今の時代にも通じると思う。子ども向けだが大人にもお勧め。