<勝負強さ>の秘密 ~メンタルトレーナーが教える頭と体の使い方~
技術以外にも勝敗を左右する要素がある。それらを味方にして、自分の通常の実力よりも悪い結果(=<悪いまぐれ>)ではなく、良い結果(=<良いまぐれ>)を引き起こすには?
本が好き! 4級
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豊崎由美さんにならって引用文は<>で括ることにしています。人に面白さを伝える前に、どこが面白いと感じたのか自分でわかるように日々努力を続けます。はたして生きるって何が楽しいのでしょう。そんな自分が腹立たしい。
技術以外にも勝敗を左右する要素がある。それらを味方にして、自分の通常の実力よりも悪い結果(=<悪いまぐれ>)ではなく、良い結果(=<良いまぐれ>)を引き起こすには?
こんな汚い世の中だからこそ、麻雀の中では夢のある理想的な戦いを実現していこう。相手も自分もだますことなく、牌という自然と共に生きる。
要するにすごい汚くならないと片付けないアリとすぐ片付けるアリがいる、と。そういう遺伝子の方が効率がいいみたいだけど、そういうプログラミングになるまでどのようないきさつがあったか気になる
<44歳まで人付き合いが苦手だった研究者が街頭で3000人に声をかける実験から発見した>とのことで、初心者の嵌る罠にも言及されてるし頑張れば上達するのかなという希望も出てくるので良いと思いました。
<再現対象による絵画のヒエラルキー(宗教画を頂点として、歴史画や寓意画を、日常の光景や静物を描いた絵画の上に置く)は、今となってはほとんど信じがたいものでしょう。p.41>小説も対象ではなく記述に着目
<人間の「言いたいこと」は数種類しかない。それを一七音に入れたら「私を見て」一種類になる。そんなものは作者しか読まない。いっぽう「言いたいこと以外のこと」は無限だ。>
東大理Ⅱに受かったが東大理Ⅲに落ちて慶應に行ったという真意を知りたい。書かれてることはあまり目新しくない。メモを転記したら消すというのは最近のトレンドとは逆だと思うしあまりやる気もしないかな
怖かった。見なければいないのといっしょだけど、見てしまう。そこで見ないで気にしないようにするのが大人であり、そうした大人になることで弱者が見えなくなり切り捨てられるのだろうかという政治的意見は特にない
国籍も状況も異なる人物たちの群像劇。タイという舞台で聞きなれない単語、作者の設定・造語が説明なしに入混じるため、それらを推測していくのが面白い。世界観も面白く引き込まれる。
時間SFに偽書作成サスペンス、エロ、アクションありでさらにヘミングウェイという文学的な話も入ってくるとんでもない小説
箱に入ると他人を歪んで見てしまうという。それは、自分がやらなくてはならないことをしないための口実として、相手の欠点をありもしないのにあげつらうことから始まる。箱から出て自分の問題をありのままに見よう。
やりたいことを見つけるために、何がやりたいのか感じることのできる心を磨く。そのための習慣が書かれている。私は自分の心を縛っていたのかもしれない。やりたいことを素直にやりたいと思えるようになろう。
<「複雑なことをシンプルにする」こと。これが整理の本質です。>7つのフォーマットが挙げられており、確かに紙一枚にまとめられてシンプルである。