恋の絵本 (5) ぼくの ポーポが こいを した
村田紗耶香さんがえほんを書くと!?
恋の絵本シーリズの一冊です。 村田紗耶香さんが絵本?これはまたちょっと怖い感じ?歪む感じなのか…
本が好き! 1級
書評数:811 件
得票数:20964 票
ジャンルを問わず、年間200冊を目標に読書をしています。
「たしかあの人が、あんなことを言っていたな…」というような、うっすら記憶に残る書評を書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
村田紗耶香さんがえほんを書くと!?
恋の絵本シーリズの一冊です。 村田紗耶香さんが絵本?これはまたちょっと怖い感じ?歪む感じなのか…
作品の持つ静謐な雰囲気、異国情緒。つかみどころのない話ではあるけれど、旅をしながら浄化され、再生していくような不思議な感覚がある素敵な物語。
櫻木みわさん。初読みにして、すでにファンになってしまった。まずはプロフィールを記しておこう。 …
ある台湾女性の人生から見えてくるものとは?
なにかとても得るものが大きかった一冊でした。戦前から戦後までの話を通して、当時の日本、台湾、中国の関…
寂聴さんとの本の旅はまだまだ続く
寂聴さんが亡くなってからはじめて読む一冊。何を読もうか迷ったけど、小説ではないものを....と手に取…
知っていますか?福岡と博多の地名について。
福岡と博多。この二つの地名はどう違うのか? 「東京のことを江戸って言っているのと同じ感じじゃないの…
世界は意外なことから開かれる!?
ステイホームとは言うけれど、 もし物理的に家から出られなくなったら、本当の意味で世界が変わる。 …
下へ下へ、地を這う。
辛い小説だと前評判で何度も聞いて覚悟はしていたけど、やはりそれを超えていく痛みが何度も襲ってくる内容…
人生謳歌!好奇心のかたまりがジャンプする
最初はただのスキーオタクの本なのかな~と、のんびりフムフムと読んでいた。でも先は長そう、550ページ…
地名からその土地に刻まれた歴史を知る
「ええー、次はーなんじゃい、なんじゃいです」 こんな車内アナウンスが聞こえてきたら、「え、今、な…
遠藤周作がこの作品の公開を望んだかは不明だが、読者としては最高のプレゼントになった
息子にとって母親の存在とはどんなものであるか。 遠藤周作氏にとって母親とは、死ぬまでずっとその姿を…
突っ込み度どころがたくさん見つかる引き比べの深い沼
その昔、国語辞典はあくまでその意味や用法、語源を説明するもので、誰かの感情や感想などは書かれていない…
記号が伝える小さい人の心細さがどこまでも切ない
小さな妹は家族と離れ、疎開することになった。 お父さんはたくさんのはがきに住所を書いて妹に渡します…
この町を出たことのない「ぼく」が思いを馳せる旅
旅ってある場所からある場所へ移動すること。誰もがそういうものだと思っている。 でも、このえほんを読…
おとなだって嫌でも取り組まなければならない宿題みたいなものがある。遠い昔にあった夏休みと今が重なり合うムーンライト・イン。またここで会いましょう。
気が進まなくて先延ばしにしていること、何かありますか?きっと誰にでもひとつやふたつあるんじゃないかと…
第55回吉川英治文学賞を受賞!大作です!
伊藤野枝。この名前を目にするたびに、あの白黒でザラっとした粗い画質の写真と、いつもどこかをまっすぐ見…
男社会もまた一括りに出来ない複雑さがあることが浮き彫りに。
最初は頷きながら読んでいたのだけれども、ページが進むにつれ頭の中がゴチャゴチャしてきて、自分のなかで…
いろんな国のHAPPYが詰まった旅本
国内も海外も旅行を封印している現在。どうせ読んでも今は行けないからなぁと、旅本もしばらく遠のいていた…
果たして名もなき家事との闘いは解消されるのか? がんばれ、私たち!
お風呂の排水溝の汚れ具合を確認して、「え?この前掃除したばかりなのに、もうこんなに....。」「一体…
前半はリアル、後半は大暴走!展開の激しさに呆然となる。
「おいおいおい、なんという展開にしてくれるんだ!」と、途中からの激しい状況変化に気が遠くなりそうだっ…
血の繋がらない人々がひとつの家族になってゆくことの先には・・・
話の展開自体はそれほど大きな波があるわけではないのだけど、読み終わってみると、なにか心のなかにくすぶ…