バタイユ入門
バタイユの思想と生涯の全体像を解説している。彼の思想だけでなく、性にふける私生活など興味深い逸話も紹介している。好運への意志、エロチシズム、至高性など、バタイユ思想をわかりやすく網羅的に解説。
投票(2)コメント(0)2012-04-23
本が好き! 4級
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バタイユの思想と生涯の全体像を解説している。彼の思想だけでなく、性にふける私生活など興味深い逸話も紹介している。好運への意志、エロチシズム、至高性など、バタイユ思想をわかりやすく網羅的に解説。
インタビュー調査に基づき合コンを社会学的に分析。男女のミクロな相互行為を分析して参加者の意味世界を探りつつ、合コンのもつ「偶然の出会い」を演出しながら社会構造を再生産する装置としての機能を指摘する。
現代の主要な宗教について、社会学者の橋爪氏がその成立や教義などの基本的知識を紹介している。「宗教社会学」というよりも宗教についての入門といったところ。「宗教って何?」と言う人にお勧め。
未完の「道」としての著作を残したハイデガー。彼が導く先を歩いていった筆者がたどり着いた先が本書なのだろう。ハイデガーの存在への問いを、易しい語り口で語リ直す素晴らしい入門書。
フランス的な普遍的合理主義を浸食する反理性的思考を、例外者としての「野生の思考者」の系譜をたどりながら読み解き、「普遍」「合理」とは何かをその裏側から問う。論理を極めた先の、「明るい不条理」の探求。
金子みすゞ、寅さんなど独特の出題が有名な東大国語第二問の読解を通して、そこに通底する問題意識、受験生への問いを読み取る。その究極のテーマは「死」という、単純ながら目を背けがちな問題を見つめ直すこと。