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KiKi(Brunnhilde)

KiKi(Brunnhilde) さん

本が好き! 1級
書評数:581 件
得票数:1314 票

岩波少年文庫を中心に児童書を収集、読み進めています。  いずれは児童書中心のブックカフェを開きたいなぁ、な~んていうことを夢見ています。  宝くじが当たらない限り夢のまま終わってしまいそうだけど・・・・ ^^;

尚、ここに紹介させていただいている書評は私のブログ「Lothlórien」からの転載です。  

書評 (581)

プーと私

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プーと私

このエッセイ集の中でもっとも興味深く読むことができたのは、石井さんがアメリカの図書館を見て歩かれた留学体験記の部分でした。  アメリカの図書館司書たちの活動ぶりは現代の日本でも見習うべきところが多いなと。

石井桃子さんと言えば児童文学の世界で知らない人はいないと言っても決して過言ではない存在です。  そし…

投票(10コメント(0)2014-11-17

鹿の王(上下合本版) (角川書店単行本)

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鹿の王(上下合本版) (角川書店単行本)

病に罹る者と罹らない者、しかとは目に見えない生命体について、そして生態系について・・・・。  さらにはそこに征服民と被征服民という人間社会ならではの力学を絡めるあたり、実に深くて練り上げられた物語世界です  

久々の上橋ワールドは期待に違わず今作でも、奴隷の話あり、植民地支配がもたらすあれこれの問題あり、人種…

投票(11コメント(2)2014-11-05

日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦

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日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦

素材そのものに対する興味から読んでみました。  できればもっと「素の素材」を他人のバイアスなしで読みたかった。  でも、PHPから出ている本は高い。  歴史を知るってホント、難しいなぁとつくづく感じた読書でした。

編者名でもわかるとおり、こちらの本は「NHK スペシャル」で放映された番組のいわば編集後記のような本…

投票(10コメント(0)2014-08-25

ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯

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ハウルの動く城2   アブダラと空飛ぶ絨毯

私たち日本人にとって、地勢学的にも文化的にも一番遠い存在に感じられる中東の人々を主人公にした物語は、独特のロマンを感じさせ、わくわくさせてくれることを再認識した読書だったと思います。

もう読了してから1週間以上過ぎちゃったので、正直なところ物語の細かい部分まではその時の感想を含めてよ…

投票(5コメント(0)2014-08-07

僕は、そして僕たちはどう生きるか

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僕は、そして僕たちはどう生きるか

これまで梨木作品はその大半を読んできたけれど、この作品はこれまでの作品とはどこか一線を画している印象です。 本全体から梨木さんの焦りのようなものが発散されているようで、どこか「らしくない」・・・・。

これまで梨木作品はその大半を読んできたけれど、この作品はこれまでの作品とはどこか一線を画している印象…

投票(11コメント(0)2014-08-03

天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘

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天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘

本編でも強烈な個性を放っていた巨山国の王女イェラ。  そんな彼女がいかにしてあの彼女になっていったかを語るサイドストーリーです。  いやはや、想像を超える壮絶な生い立ちに絶句です。

本編でも一種独特の魅力を放っていた巨山国の王女イェラ。  その強烈な個性から恐らくは多くの読者の心を…

投票(5コメント(0)2014-08-01

天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

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天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

この最終巻でもなかなかに深い「人間観察」の言葉が出てきたと思います。  その最たるものが義兄のイルギが語る「7割の法則」です。  これは「人間のうち7割は、まわりの動きや噂、自分の欲に流されやすい」というもの

ここに至るまで KiKi のこのシリーズへの評価はかなり高かったんだけど、残念ながら最終巻は若干「肩…

投票(5コメント(0)2014-07-31

天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

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天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

第一巻の「黄金の燕」はいかにもファンタジーというスタートの物語群だったけど、途中からこの物語はいわば普遍的に人間社会に発生し続けている多くの社会問題を扱う物語に変貌しているように感じます。

三国の次代を担う(だろう)為政者が顔を揃えたことにより、政治的駆け引きの話が物語の中心にどっかと腰を…

投票(7コメント(0)2014-07-30
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