凍りのくじら
分かりたくないけど、分かってしまう。 自分の事を言われているような気がして、苦い思いをした。 私もこの主人公同様、かっこわるい。 でも、心が温まる、少し不思議(S・F)なお話だった。
本が好き! 3級
書評数:7 件
得票数:19 票
読書好き24歳(。-_-。)
◆好きな作家
森博嗣 京極夏彦 辻村深月
村上春樹 恩田陸 オグ・マンディーノ など
分かりたくないけど、分かってしまう。 自分の事を言われているような気がして、苦い思いをした。 私もこの主人公同様、かっこわるい。 でも、心が温まる、少し不思議(S・F)なお話だった。
読み進めるたびに、涙がでてきた。 上巻で張り巡らされた伏線が回収され、驚きの事実に さらにやるせない気持ちと絶望感でいっぱいになった。 また浅葱に会いたい、と思った。
読み進めるたびに、涙がでてきた。 上巻で、この物語の結末はだいたい予想することができた。 そ…
残虐な殺人シーンと、だんだんと追い込まれて行く犯人の様子。 読み進めていくうちに、辛くなって何度か本を閉じたくなった。 この話に幸せな結末は待っているのか?犯人の幸せを願わずにはいられない。
「冷たい校舎の時は止まる」を読み終え、すぐに本屋に買いに行った。 「冷たい〜」の登場人物たちの過去、そしてその後。 「冷たい〜」ではあまり好きになれなかった深月も、この本を読んで好きになった。
結末を読む前に、先が読めてしまったが、とても面白い話だった。 登場人物たちの言葉、そしてそれぞれの想いに胸が痛くなった。 怖さと、悲しさと、やるせなさが入り混じった不思議な話だった。
第31回メフィスト賞受賞 大好きな、京極夏彦や森博嗣と同じ賞を受賞した、ということで期待度は高かった。 物語に張り巡らされた伏線をどのように回収していくのか、気になってあっという間に読み終えてしまった。
12年間という長い時間をかけてなされたインタビューからは、宮崎駿が何を考え、何を思っていたのか、少しだけ知る事ができた気がした。ジブリ作品の裏話や、本音も飛び交い、非常に興味深い内容になっている。