本が好き!ロゴ

閉じる
とぽろ

とぽろ さん

本が好き! 3級
書評数:12 件
得票数:68 票

本が好き!です。
触るのも置いとくのも眺めるのも好き。しかも時々読んだりします。
同じ本を思い出したようにしつこく何度も読むのはケチだから?

書評 (12)

星の王子さま

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

星の王子さま

子供が読める装丁になっているから、小さい頃に読んだ人も多いと思う。愛や友情や人間の信頼について書いてあるから、青年期に読み直した人も多いだろう。けれどもこの本の本当の姿は大人になってから初めてわかる。

ひどく哀しい目をした人に会った。 真っ直ぐに自分に向けられたその人の視線にいたたまれずに、その人を…

投票(6コメント(2)2012-02-05

ニシノユキヒコの恋と冒険

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ニシノユキヒコの恋と冒険

恋愛オムニバス小説。 男は全部同じヤツ。ニシノユキヒコ。 こいつはおそらく多くの人にシンクロする。 たくさんの恋愛をしてきて、それでもまだ人生が残っている、そういう人に特にお勧め。 なんか…ほっとするよ。

恋愛オムニバス小説。 登場人物の男は全部同じヤツ。ニシノユキヒコ。 恋愛小説には作家の人…

投票(8コメント(0)2012-02-02

民主主義とは何なのか

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

民主主義とは何なのか

著者独特のバイアスのかかった民主主義批判は、特定の歴史的事件の露悪的な強調、ヒステリックなレッテル貼り、と、まるまる飲み込むにはためらわれる部分が多いが、その本質に立ち戻って考える姿勢は大変貴重である

民主主義で何故みんなが幸せにならないのか、という事に疑問を持った時に、考えるよい材料となる本であると…

投票(3コメント(0)2012-02-02

イワン・デニーソヴィチの一日

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

イワン・デニーソヴィチの一日

ロシアの厳しい大地に生きてきたロシア人の、人生に対する前向きな姿勢と知恵とが何よりも力強い。働き、食べ、生きる。人生が人間に与えてくれている様々な恵みというものの厳しさと美しさを改めて感じさせられる。

旧ソ連の作家、ソルジェニーツィンの短編。 ラーゲリ(強制収容所)での囚人の一日を、真摯な文体で淡々…

投票(11コメント(4)2012-02-02

絶望の国の幸福な若者たち

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

絶望の国の幸福な若者たち

前半、巷の若者論への反論は痛快。「相対的剥奪」概念をベースに一気に現代日本社会の構造を描き出す最終章は圧巻。 一方で、日本社会が社会学で扱える何らかの実態を喪失しつつある現状も透けて見えてくる。

話題の本。 前半、「若者とは何か」という定義の問題に始まって、巷の「今の若者は不幸だ」という風…

投票(4コメント(0)2012-01-06
1ページ目 12件中 1~12件目