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hacker

hacker さん

本が好き! 1級
書評数:2350 件
得票数:45017 票

「本職」は、本というより映画です。

本を読んでいても、映画好きの視点から、内容を見ていることが多いようです。

書評 (2350)

海外戯曲アンソロジ-: 海外現代戯曲翻訳集〈国際演劇交流セミナ-記録〉 (1)

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海外戯曲アンソロジ-: 海外現代戯曲翻訳集〈国際演劇交流セミナ-記録〉 (1)

ずいぶん前ですが、出版関係に勤めていた友人から、現代戯曲の本は売れない、という話を聞いたことがあります。このシリーズは、そういう傾向に少しでも逆らおうとして出版されたものだと思います。

全三冊のこのシリーズですが、編者である日本演出家協会について、まず簡単に触れます。そのホームページで…

投票(21コメント(0)2026-03-05

手塚治虫「戦争漫画」傑作選〈2〉

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手塚治虫「戦争漫画」傑作選〈2〉

「今、ここでそういう時代(戦争時代)がもしきて、言論弾圧や思想統制があっても、ぼくは描くね、手鎖はめられても足で描くよ!描くだけでなしに見せますね!」(本書解説で紹介されている手塚治虫の言葉)

『手塚治虫「戦争漫画」傑作選』の第二巻になります。第一巻に比べると、いわゆる大人向きの漫画が多いこと…

投票(14コメント(0)2026-03-04

うわの空で

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うわの空で

原題を直訳すると「雲の中の頭」ということで、要するに「体は地上にあるけれど、おツムは雲の中にある」ということなのでしょう。イタリア語ではよく使われる表現のようです。その通りの15歳の少年が主人公です。

1957年生まれのイタリアの女性作家スザンナ・タマーロが、1989年に発表した処女作です。前から作者…

投票(17コメント(0)2026-03-01

ラクロワ姉妹 (シムノン ロマン・デュール選集)

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ラクロワ姉妹 (シムノン ロマン・デュール選集)

「(本書の)真の主人公は誰か。最後まで読めばわかるとおり(中略)"家" そのものだといえるだろう。現代の私たちはこのことを念頭に置いた上で読んでいくのが望ましい」(本シリーズ監修者、瀬名秀明の解説より)

瀬名秀明が監修し東宣出版より出されている「シムノン ロマン・デュール選集」の第四巻です。ジョルジュ・…

投票(18コメント(0)2026-02-26

小さなバイキングビッケ (評論社の児童図書館・文学の部屋)

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小さなバイキングビッケ (評論社の児童図書館・文学の部屋)

「世の中には、冒険の大好きな男の子がいます。そうした男の子は頭がおかしいんだ、とビッケは思いました。きっと、頭のネジがゆるんでいるにちがいない」(本書より) 露骨に反マッチョな主人公です。 

先日『何でも鑑定団』を見ていたら、ビッケのグッズを集めている方が登場していました。この番組には、世の…

投票(20コメント(2)2026-02-24

白魔の檻

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白魔の檻

「人が足りないところで働く人は減り、負担はどんどん偏っていく。保険診察も地域医療も、きっと、今後持たない。田舎から都会へ。でも院長が言うように、その先の未来はどうなるんだろう」(本書ヒロインの述懐)

2025年刊の本書は、『禁忌の子』(2024年)に続く山口未桜の第二作にして医師の城崎郷介を探偵とす…

投票(23コメント(0)2026-02-20

西郷札―松本清張短編全集〈01〉

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西郷札―松本清張短編全集〈01〉

松本清張が処女作を発表できたのは、43歳の時でした。若い頃に文学を志しましたが、家が貧しかったため「小説を志しては食っていけない」と思い、デビュー前の20数年は一作も書いていなかったそうです。

ベックさんの松本清張熱に影響されて、ちょっと松本清張を読んでみようかと思い、本書を手に取りました。松…

投票(17コメント(4)2026-02-18

人造美人―ショート・ミステリイ (1961年)

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人造美人―ショート・ミステリイ (1961年)

本書収録の『おーい でてこい』(1958年)は、結果的になのかもしれませんが、この時代に原子炉のゴミや文明生活から生みだされるゴミに警鐘を鳴らしていたことに、今読むと凄みを感じる傑作です。

星新一(1926-1997)の記念すべき初めての短編小説集です。1961年刊で、30作収録されていま…

投票(18コメント(0)2026-02-17
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