星々の舟 Voyage Through Stars

恋愛小説が、受け入れられなくなったと痛感した一冊。いろいろな事象すべてを、自分の娘とひきくらべたり、あてはめたりしてしまう。とても穏やかな気持ちでは、読み進むことができなかった。ちょっと寂しくなった。

本が好き! 4級
書評数:9 件
得票数:17 票
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恋愛小説が、受け入れられなくなったと痛感した一冊。いろいろな事象すべてを、自分の娘とひきくらべたり、あてはめたりしてしまう。とても穏やかな気持ちでは、読み進むことができなかった。ちょっと寂しくなった。

15歳の娘がどうしても読めと、わざわざ字の大きい単行本を図書館で借りてきました。本文にもある通り、出会いにはタイミングが大切なようです。やっとの思いで読み終わり、心がさび付いているのを思い知りました。

残されるものは、どんなに一生懸命だったとしても、後悔しかありません。 あなたは、間違っていませんよ、がんばりましたよ。ご主人だって、きっと感謝してますよって言ってあげたい。

作者は、今裁判になろうとしている、結婚詐欺殺人事件から、インスパイヤーされたのではないか。何度か日本の警察への批判がかかれている。怖すぎてたびたびかやめようと思ったが、怖いもの見たさで読んでしまった。

小川ワールド炸裂です。ラジオに出演したり、賞の選考委員をしているのに、どこにそんな時間があるのかと本当に尊敬します。ファンタジー的なストーリーもあり、いっきに読めました。でもなぜ、南米の人質なんだろ?

到底受け入れることのできない展開です。 母としてゆるせません!! 作者の人間性まで疑いたくなりました。 読むのに費やした、時間をかえして~!! 以上





たかが猫、されど猫。これは、ペットという名の家族がいる人にこそ 共感できる小説と思います。 久々に泣けました。。今半身不随の猫がいますが、とことん付き合うつもりです。

何の予備知識もなく手に取りましたが、まさに大震災と重なり考えさせられました。何年生きるつもりの人生をおくっているのか?などそこここに、深い思いがちりばめられています。 最終章は、親として泣けました。

伊坂さんは、憲法改正が具体化してきて、すごく不安になったのではないでしょうか。若者たちにとにかく結果はどうあれ、考えてほしかったのだと思いました。