野村克也 野球論集成【Kindle】
球界に革命をもたらした、門外不出の野球理論を一挙公開。 野球に留まらない、著者の思考のプロセスを追体験するのに最適な一冊。
トヨタ自動車は世界に名だたる自動車メーカーとして世界に君臨していることはもはや論を挟まない。 トヨ…
本が好き! 2級
書評数:35 件
得票数:454 票
文学作品、特に時代の波を超えて生き残った古典的作品を日々読んでいます。
球界に革命をもたらした、門外不出の野球理論を一挙公開。 野球に留まらない、著者の思考のプロセスを追体験するのに最適な一冊。
トヨタ自動車は世界に名だたる自動車メーカーとして世界に君臨していることはもはや論を挟まない。 トヨ…
監督落合対スポーツ新聞記者である筆者の戦い 人間、落合博満の知られざる姿
人間である以上他者からの「好嫌」の感情から逃れる事は出来ない。 ところがその人の人となりを表すのに…
「男たてへ」~挑戦的なタイトルながら、 男達に自信と希望を与える54章。
「男たちへ」というタイトルは挑戦的なタイトルだ。 これが仮に男性の著者が「女たちへ」というタイトル…
人類5000年の歴史を約300ページ弱で一気に通読。 一気に読むから大きな流れが分かる。 歴史の「流れ」を掴むのにこれ以上はない一冊。
例えば受験や資格試験の勉強では始めに全体像を把握してから、 細部を理解する事が効率良い勉強の仕方と…
「何もかもが間違った方向に進んでいるように見える世の中」に、 前向きな指針を与えてくれる、人類補完計画の見積書。
「一〇〇兆円」という金額は一個人にとっては途方もない金額であろう。 ところが一〇〇兆円という数字は…
「歴史を作るものは一人の英雄ではなく、幾百万の民衆の生活にほかならない」の一節が示すように、 古代ローマのリアルの姿が垣間見られる一冊。
トルストイは戦争と平和の中で、 「歴史を作るものは一人の英雄ではなく、幾百万の民衆の生活にほかなら…
科学という真理を追究する世界に身を置くも、 政治という俗世間との葛藤にも真正面から対面した政治的科学者の軌跡を圧倒的筆力で描き切る
政治と科学は本質的に相容れない存在である。 科学は俗世間のしがらみから離れて純粋に自然界の真理を追…
数学を「細かい計算の技巧」としてではなく、「思考」の鋳型として捉える。 その「歴史」を「思想」の歴史として捉えて、振り返る。
数学程得意、不得意がはっきりと分かれる科目は珍しい。 個人を顧みると計算問題は解けるのに、応用問題…
「世界史」の教科書で話題のムンディ先生による「地理」の教科書 世界史の時と同じく「地理」をストーリーを交えて解説。 「世界史」の時と同じく、「地理」に対する見方が劇的に変わる一冊
著者の「ムンディ先生」は「歴史」を「縦軸」つまり年代別ではなく「横軸」つまり地域・国別にまとめて説明…
居候である「猫」の立場と全知の存在である「神」という異なるの視点が融合することで、 古今東西例を見ないユーモラスな世界を体現した文具の傑作。
「吾輩は猫である。名前はまだない。」 あまりにも有名な書き出しが強烈な印象を与える。 まず「吾輩…
指揮官たちは本当に名将だったのか。 軍人としてだけではなく、一人間としての指揮官達の姿を描き出す。
将軍という職の人物はその戦功だけで評価されがちである。 古くは「カエサル」がそうだが、偉大な将軍で…
書き出しが詩的表現から入り、具体的な例に導いていく。 一見、関係ない題材から問題の核心に迫っていく。 科学的、厳密性と、詩的、軽妙な筆致が見事に融合した傑作
生物学、科学、厳密性が問われる。 各章の書き出しは具体的な記述ではなく、 情景やイメージの表現か…
「マグマ」「火山」から読み解く地球のメカリズム。 地球を構成する重要な要素としての「火山」「マグマ」を読み解く。
「マグマ」と聞いても最初はピンと来ないというのが正直なところの感想だった。 住んでいる身近に山が直…
空間軸、時間軸共に遙かなスケールの「筋書きの無いドラマ」。 夥しい偶然の積み重ねが現在の地球を形作る過程に圧巻される。
個人的に読んでいる本の一つに、 「人類5000年史」ちくま新書出口治明著というのがある。 人類が…
ティラノサウルスの生態の謎を解く。 「解体新書」の名に恥じない一冊。
「恐竜」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのがティラノサウルスではないかと思う。 例えば、そういった恐竜…
様々な意味合いで人を惹きつける、「無限」という概念を数学的に考察。 深遠な無限の世界をわかりやすく解説した一冊。
「無限とはなんだろう」、限りが無い、境界が無いといったらそれまでだろうし、 「無限の可能性」だった…
光文社で行った著者の講義を書籍化。 「何故古典読むのか」という根源的な問いかけに始まり、その読み方、背景についても解説。 更には課題図書以外の議題にも発展し、「良い意味で脱線した」所が魅力的。
本書は著者が2018~2019年に光文社で行った講義を書籍化したもの。 実際に行った講義の中から、…
望まざるとも、向こうの方からやってくる様々なリスク。 否が応でも対応せざるを得ない「リスク」とどう向き合うか。 科学史・科学論の知見を活用して考察。
大地震、台風、犯罪・テロ、感染症の流行、風評被害、新技術の台頭、 自然現象、社会現象問わず、我々の…
「危機」と隣り合わせの千年、その波乱万丈の軌跡。
ローマ帝国の東西分裂後、1000年以上の歴史を誇る帝国の軌跡を辿る。 千年続いたことの意義…
偉大なる将軍、政治家、文人でもなく、 ローマの時代を生きた、「人間」、カエサルの実像。 彼は何を求め、何を目指したのか?
偉大な政治家、将軍としてではなく、あくまでも、 ローマという時代を生きた人間としての、カエサルの姿…