プラチナデータ

【ネタバレ】東野圭吾は相変わらずいい意味で推理を裏切ってくれます。途中まで簡単に筋が読めたと思ったら...毎度感服。DNA捜査システムは、階級制度を強固なものにするだけだったという言葉が印象的でした。
投票(0)コメント(0)2011-10-13
本が好き! 3級
書評数:4 件
得票数:5 票
東野圭吾、金原ひとみなどが好き

【ネタバレ】東野圭吾は相変わらずいい意味で推理を裏切ってくれます。途中まで簡単に筋が読めたと思ったら...毎度感服。DNA捜査システムは、階級制度を強固なものにするだけだったという言葉が印象的でした。




アンネ・フランクの日記から読み取れる心情、そして当時の状況を、大学のスピーチコンテスト、そして「乙女」という存在と交ぜ合わせていく語り方が斬新だった。アンネの日記や当時の状況を知った上で読むと面白い。




最近では同性愛者などが社会に容認(というと語弊があるが)、オープンに受け入れられつつあるが、この本で語られるインターセックスの人々は、認識すらされてない現状があるということがまず驚きだった。
最近では同性愛者などが社会に容認(というと語弊があるが)、オープンに受け入れられつつあるが、この本で…





「育児」をリアルにのぞくことができ、一度はこどもであったわたしたちに、そして親となった人どちらにも訴えかけるものがある。今作は作者特有の狂気、猟奇性もあまりなく作者の作品が苦手な人にもおすすめできる。