図書館戦争




 
  

「図書館の自由に関する宣言」を切欠に作成されたというエピソードに興味を引かれて読んだ。あとがきにあるように、私も、この物語の世界をフィクションとして笑って楽しめる世の中であってほしいと願う。

					本が好き! 4級
					書評数:18 件
					得票数:21 票
					
好きなことは、お茶を片手に音楽かけながらの読書。 そして甘いモノがあって、のんびりくつろげる…という時間の使い方が出来れば幸せ。 かなりのインドア派として、ひっそりと生活しておりますが、実はお喋り大好き。 ストレスが溜まってくると、ぴゅーっと旅立ちたい病が発生します。




 
  

「図書館の自由に関する宣言」を切欠に作成されたというエピソードに興味を引かれて読んだ。あとがきにあるように、私も、この物語の世界をフィクションとして笑って楽しめる世の中であってほしいと願う。


 
  

自分の頭の中を整理するための技と、誰かに何かを伝えるための技が紹介されている。池谷先生の記事「すべてを見せないから多くが伝わる」に、贅肉の多い文章を書きがちな私は、はっとさせられた。


 
  

詩集は苦手意識もあって敬遠していたのだけど、読み終えて「がんばろう」と思えた。こういう風に振る舞える歳の重ね方、素敵ですね。



 
  

自衛隊三部作のスピンアウト作品を含む短編集。「クジラの彼」と「有能な彼女」は好きなのだが『海の底』は未読…。

「ベタ甘ラブで何が悪い!」という帯そのままの、甘い自衛隊ラブコメ短編集。甘いだけじゃなくて凜として芯の通った一面もあって、やっぱり有川さんの書く人物は好感が持てるなあと思う。




 
  

心温まる5組のデートのお話。色々なデートの形があり、読み終えてとても爽やかな気持ちになれた。一番を選ぶなら「ランクアップ丼」かな。結末は読めていてそれでもほろりとした。



 
  

大安の1日、結婚式場に居合わせた複数人の目線で進んでいく物語。当初はどうなるものかと思ったが読み終えてほっこりする。『子どもたちは夜と遊ぶ』の人物や『名前探しの放課後』の舞台ともリンクしていたりする。



 
  

随筆と漫画で構成された本。フジモトさんの、夢と現の境が曖昧でフワフワする感じの作風がなんとも心地よい。


 
  

睡眠について勘違いしていたことが沢山発見できた本。正しい知識をもって神経質にならずに質の良い眠りを手に入れたい。



 
  

目新しくはないけど、「当たり前のことをバカにせず、ちゃんとやること」と冒頭にあるとおり、分かっているつもりで出来ていないことの多さにはっとする。ゆるいイラストと優しい文体ですーっと染みる本。



 
  

仕組みづくりに関わる身として、刺さる内容ばかりだった。「世界は「どうにかなる」のではなく「どうにかする」もの」。やれることから実践しよう。




 
  

読み終えて元気に前向きになれる本。他の作品との繋がりも垣間見えるのも嬉しい。続編の冬休みが待ち遠しい。

このミス大賞受賞作の文庫落ち。音楽青春小説、スポ根ものとしてもいいけど、最後まで読むと、やはりミステリだったなと思う。次の『おやすみラフマニノフ』も気になる。


 
  

王道ミステリをあまり読んでいないせいか、途中読みながら理解が追いつかない面があったりした。でもそれは、えるが最後に語る「ミステリが苦手な理由」に、割と共感してしまう私だからなのかも。



 
  

さくっと読める本。後ろめたいところに刺さるつぶやき満載。ほんの少し、ちょっとした一言で、ぱっと開けてくることって、あるよなあと思う。あんまり構えず、やれるとこから実践してみよう。


 
  

うつ、フリーター、家族の問題。読む前はテーマに尻込みしてしまったけれど、いざ読み始めたら止まらなかった。後半、とんとん拍子に好転していくのも、主人公が前向きにまじめに状況と向き合った結果かなと思う。



 
  

連作短編集。ツナグとは、生者と死者との仲介役。生者と死者、どちらにとっても、たった一晩、一度だけ。各話それぞれ事情は違えど、読み終えて切ない。最後には、ちょっとだけ温かい気持ちになれます。


 
  

side-Aはアンソロジーで読んでいたけれど、これを受けてのside-Bと合わせて読むと、作中での表現と重なるが「こうくるか!」と。こういう夫婦、ステキで憧れる。