八日目の蝉
いつまでも逃亡することはできないと分かっていたけど、もう少し一緒に居させてあげて欲しいと思った。最後に薫ちゃんに叫んだ言葉が本当に希和子はお母さんなんだと感じた。
本が好き! 4級
書評数:25 件
得票数:8 票
社会人の21歳です。
読書好きです。最近はいろんな本に興味が出てきました。
仲良くしてください★
いつまでも逃亡することはできないと分かっていたけど、もう少し一緒に居させてあげて欲しいと思った。最後に薫ちゃんに叫んだ言葉が本当に希和子はお母さんなんだと感じた。
よく話題になっている作品だし新しい作家さんにも挑戦して読んでみようと思いましたが、甘すぎてよくわからなかった。山田とめぐの会話は面白かった。時間をおいてからまた挑戦してみたい。
手紙のやり取りだけで分かってゆく過去や現在の話に引き込まれた。本当に好きになった人や好きにだった人にこんな誠実で情熱的だけど冷静な手紙を書ける人になりたいと思った。丁寧な日本語がとても気持ちよかった。
後半から面白くて一気に読みました。時代ものは初めてでしたが、現代にはない一途な気持ちや真っ直ぐな心を感じられました。映画の一青さんの歌詞もぴったりでじんわり切ない。
白鳥さんの発言が面白かった。映画を見た後でしたが、犯人を知っていても楽しめました。医療系の話だと聞いてなかなか実際に読むことがなかったけど意外なほどすんなり話に入っていけて新境地でした。
秀美君もお母さんも桃子さんもみんなかっこよかった。山田詠美さんの作品はどうしてこんなに魅力的なのかと思う。格好の良い男になりなさい!って誰かに言ってみたい。
出てくる男子生徒が大人ながらも子供の一面もあり可愛かった。電話のくだりがかなり切なかったけど、人は気づいていない所や意外な人に常日頃から心を支えられているのかもしれないと思った。
一言で言うと「怖い」になるけど女の人は主人公のように好きになりすぎたら壊れていくような一面があると思う。最後の方でぞっとした。
働く女と専業主婦のリアルな感じが伝わってきた。最後の方の乃梨子が紗絵に後悔の話をするあたりが一番すきだった。自分の選んだ人生を常に信じて生きていきたい。もっと大人になってからもう一度読む予定。
出てくる詩の意味が読み終わってからとても深く感じた。歳でも、二人が夢中になったのがタイでタイだからこそ思い出したときにより鮮やかな記憶だったのではないかなと思う。ここまで人を好きになってみたい。
衝撃的なラストが印象的だった!太一が約束守るところで、感動というか悲しくて嬉しくて複雑だった。美丘の性格とこのラストが、ただのお涙頂戴ものぢゃないと思わせている気がする。石田さんの他の作品も読みたい。
恋したときの苦い気持ちがはいっている本だと思いました。なかなか直視できないけど苦い部分も満載の恋の本もたまにはいいかもしれません。
短歌は興味があったけど何となく壁があって手を出せませんでしたが、一青さんの臆せずポンポン作っていく感じで身近に感じられた。こんなふうにどんどん言葉が出てきたらいいな。
少し落ち込んでいるときに読むと心が軽くなる本。何となくクールな感じの主人公が、彼氏のことや占いにきた子供、高校生のことにうろたえたり一生懸命になる姿が可愛かった。読んだ後幸せな気持ちになれる本。
途中、「ハチ公の最後の恋人」の続編であることを忘れていて、思い出した時は子供がいてその子供たちの話であることに改めて嬉しくなった。表紙が印象的で読みながら頭の中で表紙の絵をずっとイメージしていた。
何度読み返したかわからない本。「キャベツ畑に彼の声」の告白する前に先生の取材のテープをたき火で燃やすシーンが好き。本田先生の鈍いところも憎めないし、出てくる登場人物みんなをすきになってしまう。
忘れる決意をしても諦めきれない気持ちや、都合の悪いことは相手に伝えないずるさなど、人を好きになったら見て見ぬふりしてしまう弱いところを多く書いていて共感できるけど苦しくなった。雨の季節に読みたい。
不器用でまっすぐな村田と本気になるのを怖がってる木島がまぶしかった。サッカーや妹の話もあって重くないけど、いっぱい詰まった本だった。学生の頃のもどかしい気持ちがよみがえった。
学生のころに出会ったとても大好きな本。甘酸っぱいけどかなり大人に近い少女のお話。今読んでも放課後のあったときに戻れるような気がする切なく甘い気持ちになります。。私のなりたい素敵な人の原点です。
言い寄るよりもおもしろかった。男の人への気持ちの冷め方がものすごくリアルで読んでいて共感した。女の人が読むとすごく共感できることばかりだと思う。