不思議な羅針盤
今まで読んだ梨木香歩さんのエッセイは、英国にいた頃のお話だったり、旅したときのお話が多かった気がする。 自分の知らない場所の話を読むのも面白いのだけど、この本はもっと身近な感じがしてそこがよかった。
投票(1)コメント(0)2011-07-21
今まで読んだ梨木香歩さんのエッセイは、英国にいた頃のお話だったり、旅したときのお話が多かった気がする。 自分の知らない場所の話を読むのも面白いのだけど、この本はもっと身近な感じがしてそこがよかった。
作家の仕事をしつつ夫と母の介護の生活をしているなかで夫が体調を崩し、送るまでの日々。 実際は嵐の中にいるような日々なのではないかと想像するのだけど、日々しっかりと過ごしているところがすごいです。
庭をきっちり管理しようと思うと虫には殺虫剤、雑草には除草剤!と言ってしまいたくなります。 そう言いつつ実際のところはゆるやかに見て見ぬふり放置状態のわが家の庭。 とにかく雑草は早めの対応が大切なのでした。
女40歳。これからこういう症状がでてくる・・・かもれないと知っておくだけでも余計な不安が減るのではないかと思います。読んでよかった。
紫式部ってもっと難しい人だと思っていたが、とても人間らしく親しみをもって感じられた。ビギナーズ・クラシックスは現代語訳、原文、解説となっていて、とてもわかりやすく読みやすい。