夢をかなえるゾウ
自己啓発本等が苦手な私でもスルスル読め、読後は不思議と頭の片隅に課題が残っていて、いろいろと考えさせられる。ガネーシャ、恐るべし。
大流行したこの本。今さらながら読んでみた。 一般的な(というのもおかしいけど)自己啓発本や…
本が好き! 3級
書評数:19 件
得票数:41 票
ミステリやホラーが好きです。
専ら図書館派で、気に入ったものやお気に入りの作家さんのものだけ購入しています。
書評は苦手ですが、読書記録代わりになればと思い、書いています。
よろしくお願いします。
自己啓発本等が苦手な私でもスルスル読め、読後は不思議と頭の片隅に課題が残っていて、いろいろと考えさせられる。ガネーシャ、恐るべし。
大流行したこの本。今さらながら読んでみた。 一般的な(というのもおかしいけど)自己啓発本や…
村上春樹氏のエッセイ初読み。「うずまき猫」はうまくみつからなかったけれど、今後の楽しみは多いにみつかりました。
これを読んだのは、今から2年半くらい前。 村上さんの著書を何冊か読み、書かれた文章はもちろんの…
一時期話題となっていた本を、遅ればせながら読了。これは、連作短編にする必要があったのか……謎。軽い文体のため、あまり本を読まれない方には読み易いかも。
初っ端の字の文に「見れる」とあったためガックリきてしまい、その思いを引きずったまま読了。 …
「月の裏側」の多門が主人公の短編集。何気なく出てくる比喩や表現にハッとし、じわじわ黒い霧がかかって晴れて、最後にホロリとくる素敵な作品。
レコード会社に勤める塚崎多門の周囲で起こる謎。 ・「木守り男」……目撃すると大火に見舞われる…
伊坂幸太郎、瀬尾まいこ他全7名が書き下ろした、生まれ変わるための一歩を踏み出した人々の物語。読んでハズレなしのアンソロジー。
・「よろこびの歌」 宮下菜都 音大付属高校の受験に失敗した私は……。 ・「あの日の二十メー…
野原の景色、空の色、風の匂い、川のせせらぎ――どれもまるで自分の目の前に広がっている気がしてくる。が、驚きの読み易さであっという間に読了。もっとこの世界観に浸っていたかった……。
序盤は苛々しっぱなしで、「これぞ『嫌な小説』なのでは?」などと思いながら読んでいたが、次第に……ふふっ。こんな年寄りになりたいものです。
さすがは京極さん。独特の語り口調に吹き出しっぱなし。そして、やっぱりというかなんというか、憑き物落としですな。今後、思いもよらないことが起きた場合には、「竹筒から豆腐」と申すことにいたしましょう。
ゾワゾワざわざわゾクゾクし、どこか懐かしい感じのする連作短編集。「なんだか分からないけど、なんか気持ち悪い」感は、かなりクセになる。
語られることによって生き延びてきた物語の「日本昔話」を語り変えた7編の連作短編集。何かを語り伝えるというターニングポイントに立ったとき、この話をきっと私は思い出すのでしょう。
昔話をモチーフにした短編集――と銘打ってあるけど、そんなに関連していないかなぁ~なんて思っていたら…
静かな言葉でほの暗い異界を映しだす。日常がふいに崩れていくさまを描き上げた、「幽談」に連なるシリーズ第2弾。幽談よりも、終わり方が現実的だった冥談。幽・冥の次はなんだろう。
生と死の狭間で、日常が不意に崩れていく様を静かな言葉で描き上げられた短編集。 幽談のあ…
怪談専門誌「幽」の連載を単行本化したもの。8編収録。ちょっとした「もしも」を真剣に考えすぎてしまった感じの短編集。あぁ、厭だ。でも、面白い。
怪談専門誌「幽」の連載を単行本化したもの。8編収録。 どうしようもなくくだらないことで、「…
シリーズ第2弾。今回は現場にお弁当を持っていかなかったのが残念だが、相変わらずの気弱さで安心(笑) 前作ほど笑える要素はなく、トリックもギリギリという感じだけど、やっぱり好き。次に期待!
「よかったら聞いてください……嫌だったらいいので……」なんて前置きをして謎解きをご披露する、事件現場には手作り弁当持参の気弱な元ニート探偵。設定が面白すぎる……。ツボでした。
女性弁護士と防犯コンサルタントのコンビが活躍する、シリーズ第一作目。「密室」の謎を解くべく奔走する主人公たち。前半は回りくどいながらも面白く読んだが、後半が少々残念だった……。
先に、第二弾の連作短編「狐火の家」を読んでしまってから、こちらを読んだ。 同じ作家さんなら…
エッセイの体裁をとった掌編小説集。人生の折り返し地点を過ぎたあたりの女性の日常を切り取ったようなお話。サラリと読み易く、スルリと入ってきて、サッと去っていき、コトリと胸に置き土産を残される。好みです。
短編集「TVピープル」に収録されていた『眠り』に手を加えたものがドイツで単行本化され、そのを日本語版にしたもの。以前読んだときには衝撃を受けたが、数年たった今読むと少々違和感がなくもなく……。
短編集「TVピープル」に収録されていた『眠り』に手を加えたものがドイツで単行本化され、そのを日本語…
亡くなった友人の家を守る若き書生の物語。あちら側とこちら側が緩やかに溶け合い、不思議なものなど何もないような気になってくる。最後の章で「家守」に納得。折に触れて読み返したくなる一冊。
初乙一さん作品。児童書とのことですが、面白かった! 読まず嫌い(失礼)だったのが悔やまれる~! 人種差別や暴力シーン等あり、子どもが読んだらどんな感想を抱くのかな? 気になる。
初めて乙一氏の作品を読みました。 児童書とのことですが、大人が読んでも十分楽しめるもので、子どもが…