スクイズ・プレー




古き良き、ザ・ハードボイルド小説
ポール・オースターが、ブレイクする以前に別名義で書いていた、幻のデビュー作。オースターもベンジャミ…
本が好き! 1級
書評数:446 件
得票数:5146 票
出版社勤務、アラフォーのイクメンサラリーマン。小説を中心に、ポピュラーサイエンス、評論など、ユルユルと紹介していきます。




古き良き、ザ・ハードボイルド小説
ポール・オースターが、ブレイクする以前に別名義で書いていた、幻のデビュー作。オースターもベンジャミ…




走るのはもちろん、本職の本の目利きでも田中選手にかなわないとは…
2013年に出版された本だが、いままでその存在は知らなかった。この本を教えてくれたのは、田中希実選…




今回はちょっと変化球
加賀刑事シリーズ最新作。 前作の『祈りの幕が下りる時』の結末を受け、警視庁の本庁に戻って、結婚…




幕下筆頭まで上り詰めながら、関取になれなかった6人の力士の人生
幕下筆頭まで上り詰めながら、関取になれなかった力士6人を取り上げ、その相撲人生と現在の様子などを紹…




一気読み間違いなしのスリルサスペンス
タイトルそのまま、殺したはずの暴力夫が帰ってきた。記憶をなくし、別人のように優しくなった夫。信じて…




ちょっと詳しく心理学を覗いてみたいときには最適の一冊
書き方はやさしいが、中身はちょっと硬派な心理学の入門書。近年の心理学の研究で明らかにされた成果が、…




あいつらが帰ってきた!
「あいつらが帰ってきた」 続編にありがちなフレーズだが、本書を一言で表すならこれしかなかろう。前…




医師がちょっと変人なのもお約束(笑)
大ヒットして映画化もされた、夏川氏のデビュー作。 高度な最先端医療を扱う大病院ではなく「おらが…




のあり得ない設定の下で、人情の機微をはんなりと描いていくのが瀬尾小説
一度も会ったことのない息子が、25歳になっていきなり訪ねてきて、共同生活が始まる。現実にはあり得な…




昭和の香りのする青春小説。単純だが、それがいい
女性騎手の芦原瑞穂が主人公の『風の向こうへ駆け抜けろ』シリーズ第2弾。どん底の競馬場の、底辺の厩舎…




「人生って何やねん」という問いに、西氏が渾身の力で回答した力作
1970年代生まれの男性の半生を描いた大作。主人公には(性別は違うが)西氏自身が色濃く投影されてい…




「何した人なの?」と聞かれたときに困らないために
大河ドラマ『青天を衝け』見たついでに、小説も読んでみた。大河ドラマの背景を補完してくれるような内容…




梨木氏の言葉や歴史に対する愛が感じられる、ほっこりする一冊
「土地の名前」に関するエッセイ集。全国各地の、主に古い土地について、その名の由来や様子などを紹介す…





静かだが、しかし熱いストーリーだ。読み応えたっぷり
家を建てるときは、南からの日を取り入れるように設計するのが普通である。そこをあえて、北からの日を取…

野球好きにはもちろん、野球の何がよいのかいまいちよく分からない人にもお勧め
重松氏の野球小説。相変わらず、いい味を出している。『赤ヘル1975』と緩くつながった作品だが、読ん…




近い将来、遺伝子組換え人間は実現するに違いない
メンデルの法則からゲノム編集まで、遺伝学(分子生物学・遺伝子工学)の歴史をたどった大著だ。誕生から…




噂に違わぬ名作。久々にマンガを一気読みした。
噂に違わぬ名作。久々にマンガを一気読みした。 「人を食う巨人」というホラーな見かけはフェイク。…





私の会社の半径500 mが主な舞台とは
初めて読んだ澤田作品。選んだのは、代表作の一つである『若冲』だ。 伊藤若冲は江戸時代の絵師。2…




いよいよクライマックスへ
浅田氏の中国大河小説、蒼穹の昴シリーズ第5弾。文庫全4巻の大作だ。 ついに清王朝が崩壊し、最後…




湯川の福山化が加速している(笑)
久々のガリレオシリーズ。前回の事件から時を経て、湯川は教授に、草薙は係長になったという設定。犯人捜…