皇太子婚約解消事件
皇太子妃選定までの過程と、婚約を破棄されるまでの過程を追った一冊。結果を見れば4人の親王をあげた節子でよかったのであろうけども、そこまでの官僚たちの右往左往ぶりと節子に決まってからの未練ぶりが興味深い
投票(8)コメント(0)2012-04-18
本が好き! 4級
書評数:5 件
得票数:19 票
自己紹介文がまだありません。
皇太子妃選定までの過程と、婚約を破棄されるまでの過程を追った一冊。結果を見れば4人の親王をあげた節子でよかったのであろうけども、そこまでの官僚たちの右往左往ぶりと節子に決まってからの未練ぶりが興味深い
小説ではなく歴史エッセイ。頼朝の周辺の人物にスポットを当てたわかりやすい本。一般向けだけれども内容は濃く、知的欲求を満たしてくれる。
道長主人公の小説はいろいろあるけれど、その後の摂関家内紛の様子を主流から外れた息子、能長を中心にした小説。後三条天皇誕生の要因がわかる歴史の勉強にもなる。
尼になっても人間関係の複雑さはかわらない。なまじ内にこもってしまうので余計にこじれるのかも。寺庭婦人との関係や尼寺住職との関係の所には思わずうなってしまった。あと20年もすれば尼寺は無くなるのか?
いつものごとく偏りすぎのケが…久能さんは知ってるけど友納ってだれ?ぜんぜん有名じゃない気が… まあ、いつものよしりん節でよかったんじゃないんでしょうか。