鬼滅の刃 1




少年コミックとは思えない悲劇。あまりにハードな運命を背負った少年が、異形の鬼を倒すべく成長する物語。
主人公の心優しき少年・炭冶郎は、物語の序盤で妹・禰豆子以外の家族を鬼に殺されてしまう。その鬼の姿は…
本が好き! 1級
書評数:79 件
得票数:746 票
東京都多摩地方在住。
日本の小説や漫画を読む事が多いですが、海外の作品や実用書にも挑戦してみたいです。
基本的に紹介させて頂いた本は、皆大好きな本ばかりです。
献本大歓迎です。




少年コミックとは思えない悲劇。あまりにハードな運命を背負った少年が、異形の鬼を倒すべく成長する物語。
主人公の心優しき少年・炭冶郎は、物語の序盤で妹・禰豆子以外の家族を鬼に殺されてしまう。その鬼の姿は…





谷川俊太郎の、震える様な名訳。ちいさなちいさな島いっぱいに詰まった生命の讃歌。
谷川俊太郎の文章は、いつもどうしてこんなにすぐ、彼の文章だと分かるのだろう。優しく、平易で、体温…



![ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41TQ3K3C6GL._SL160_.jpg)
明るい午後の日差しが似合う、楽しい2匹の野ねずみの絵本
食べる事と料理する事が大好きな2匹の野ねずみのぐりとぐら。森の奥で2匹は大きなたまごを見つけます。…




近づき、離れてゆく。うつくしい心の距離の物語。
これは、叶わなくなりそうな青春の恋を、丹念に追った物語だ。一年違いで同じ小学校に転校してきた明里と…




なんか小さくて、可愛い可愛いいきもの達が、理不尽な目に遭う。その奥深い世界観に触れる。
なんて良く出来た話なんだろうと思う。私はツイッター(X)で、ちいかわ達の可愛さと、冒険のワクワクさ…




僅か200字に満たない、あの文豪が記した「かくめい」への想い
初出は1948年の正月に発表された「ろまねすく」。太宰が入水自殺をしたのはこの年の6月13日なので…





すべての人に薦めたい、私にとって史上最高のファンタジー。
あの古びた木造の図書室の一角で、私はあかがね色の重厚な一冊の本を見つけた。あれから30年。私の、そ…




上手くはいかない人生の中で、きっといつかこの場所が、「あって良かった」っていうホームになるんだろうな。
主人公のヨウちゃんは、20代前半の女性。色んな事が上手く出来ない。約束も守れないし、片付けも苦手だ…





いつまでも色褪せない、青春群像劇の傑作。
羽海野チカ先生の「ガチさ」が好きだ。その作品にはいつも、作者自身の「精一杯の真実」が詰まっている。…



純度1億パーセントの正統派少女マンガ!!
主人公のつぼみは女子高生。前の担任の三宅先生が好きで、夏だと言うのに先生の為にマフラーを編んでいる。…




あらすじを掴みたい学生さんに特にオススメのコミック版
あの夏目漱石の「夢十夜」のコミック版。2010年に集英社グループのホーム社より紙の本が出て、201…




純情な大人達の、ゆっくり進むラブストーリー
かつて「プレイボーイ」で連載され、単行本化していた本作が、ナンバーナインより電子書籍として復刊。と…




読書好きの皆様は、この難解な短編をどう受け止めるのか。気になる。
今年初めに電子書籍で「夢十夜」を読んだら、あまりにも良くて、もう漱石が美文調で描く世界に、すっかり…




ああ、私の大好きな小野不由美は、この頃から小野不由美だったのだ、と感じさせる初期の傑作。
高校生の頃、同じ著者の「屍鬼」が大好きでした。毎年夏休みになると図書館で分厚い上下巻のハードカバー…





あの文豪が魅せる、あまりにも圧倒的な、うつくしい十の夢。
初の夏目漱石作品完全読破(「こころ」は二度も挫折しました)。いやあ、今まで触れて来なかった文豪の「…




この絵本に漂う古き良きアメリカの雰囲気が大好きだ!少女・アマンダが飼っている、可愛いクマの子・アダムのおはなし。
初めてターシャ・テューダーの絵本を読みました。彼女の美しい庭や、そのクラシックな暮らしぶりは雑誌など…




互いに秘密と思惑を抱え、偽装結婚しようと・・・したはずのふたり。幾つかの出来事を経て、二人の心の距離が、いつの間にか近づいてゆく。
和菓子職人の花岡七桜は、同じく職人で光月庵に勤めていた母を殺人事件の犯人にされ、喪ってしまった過去…




和菓子屋が舞台のラブ&ミステリー。
15年前の老舗和菓子屋「光月庵」の前当主殺害事件。母親を殺人事件の容疑者にさせられ、亡くしてしまった…




偽装結婚から始まる運命の恋&当主殺害事件の真相に迫るミステリー。
老舗和菓子店「光月庵」。主人公・七桜の母親は、かつてここで住み込みで職人として働いていた。そこで起こ…





数々の失敗を重ねながらも、明るさと想像力を忘れないアン。読み終わった時、きっとあなたもアンの事が好きになる。
作中の名言は知っていても、なかなか読む機会の無かった「赤毛のアン」。羽海野先生のカバーイラストに釣ら…