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アマノン さん

本が好き! 3級
書評数:20 件
得票数:13 票

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書評 (20)

ペンギン・ハイウェイ

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ペンギン・ハイウェイ

この小説を読んでいたら、近所にまだ未開発の土地があって、その土地を遊び場にしていた幼少の頃を思い出した。お姉さんは一体何者だったのか?という謎は結局明らかにされないままだが、そちらの方がよかったかも。

 この小説の主人公アオヤマ君はおっぱい好きなところといい、妹に対してやたらお兄さんぶるところといい、…

投票(0コメント(0)2011-08-12

デイヴィッド・コパフィールド〈5〉

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デイヴィッド・コパフィールド〈5〉

何かとご都合主義的なところはあるけれど、それでもその筋運びの巧さに惹かれて、ついつい先を読み進めてしまった。スティアフォースとハムが無残な死に方をしたのと、エミリーが今一つ幸福になれないのが残念。

 この大長編小説を読み終えて改めて思ったこと…解説でもちょっと触れているが、この小説を書きあげること…

投票(1コメント(0)2011-07-21

デイヴィッド・コパフィールド〈3〉

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デイヴィッド・コパフィールド〈3〉

前巻ではかなり順風満帆だったから、次は多少なりとも苦難の道が待ち受けているのだろうなという気がしていたのだけれど、案の定次から次へとトラブルにみまわれる。でもそれぞれに前向きな姿を示しているのが良い。

 第二巻目がかなり順風万般だったので、三巻目はそれなりに波乱万丈になるだろうなとは思っていたけれど、…

投票(0コメント(0)2011-07-17

デイヴィッド・コパフィールド〈2〉

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デイヴィッド・コパフィールド〈2〉

ロンドンでの辛い生活に見切りをつけ、唯一の身寄りであるベッツィ伯母さんの元に命からがら転がり込むデイヴィッド。こういう身寄りのない子供が親類あるいは他人の助力を得て成長する話って皆好きなんだな…

全巻読了したわけではないから断言できないけれど、本巻が全巻の中で一番光り輝いている主人公の絶頂期を描…

投票(1コメント(0)2011-07-14

オリバー・ツイスト〈上〉

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オリバー・ツイスト〈上〉

あまりにベタでご都合主義手的な展開に思わず興ざめしてしまうものの、逆にそのベタな展開に何とも懐かしいものを感じるのも確か。よくも悪くも時代的制約を大きく受けているものの、その制約を超える価値がある。

あまりにご都合主義でベタなストーリにちょっと興ざめしてしまうところもあるが、逆にそういうベタなストー…

投票(0コメント(0)2011-07-11

ミスター・ヴァーティゴ

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ミスター・ヴァーティゴ

息もつかせないくらいにめまぐるしく展開していくストーリーに夢中になって、殆ど一気に読んでしまった。特に主人公ウオルトは勿論のこと、その脇を固める登場人物の誰もが独特の人間臭さを放っているのが良い。

大人のための御伽話。大人のためだから、最後はめでたしめでたしとはいかない。主人公ウオルト終始トラブル…

投票(0コメント(0)2011-06-20

偶然の音楽

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偶然の音楽

妻から去られた矢先、ひょんなことから絶縁した父親から受け継いた多大な財産。姉の助言通りもう少し有効な使い方をすれば良いものの、なぜか自虐的な方向に向かってしまう主人公ジム・ナッシュの姿が妙に愛おしい。

 こんなことではいけない、もっと真っ当な道を行こうと思いつつも、内的、外的様々な事情から、段々と道か…

投票(2コメント(0)2011-06-16

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

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夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

あまりインタビューに応じない氏のインタビュー集というだけで、価値のある一冊。確かに重複する内容も少なくないが、それ以上にこれまで表に出てこなかった氏の色々な側面が伺えるファン必読の一冊。

 後書きで、春樹氏が述べているとおり、重複する質問が少なからずあるとはいえ、何せ殆ど表に出てこない氏…

投票(1コメント(0)2011-06-12

神の子どもたちはみな踊る

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神の子どもたちはみな踊る

阪神大震災を題材に、直接震災の被害にあった人ではなく、その周辺にいた人を題材にした短篇集。どの短編も独特の味わいがあるが、著者自身も述べているとおり、氏の真骨頂はやはり長編にあると思う。

何だかんだと初めて読んだ著者の短編集。さすがに長編に比べるとある種の食い足りなさを覚えるが、それなり…

投票(4コメント(0)2011-06-09

もういちど 村上春樹にご用心

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もういちど 村上春樹にご用心

旧版を読んだ人も、ぜひ億劫がらずに読んで欲しい。旧版以上に著者の村上氏への愛とレスペクトに満ち溢れた文章に、何とも言えないホッコリとした気持ちになれるはず。後、日本の文壇への批判も印象的。

当初は増補版ということで、それ程期待しないで手にとったのだけれど、実際読んでみたら、思った以上に未読…

投票(1コメント(0)2011-05-30

頼むから静かにしてくれ〈1〉

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頼むから静かにしてくれ〈1〉

著者最初期の作品集の前半。ただ、前半に比べると人生のどん詰りにはまりこんだ人々の悲哀をユーモラスに描いた作品が幾分控えめなような気がする。またのちの作品にはない勢いと初々しさが如実に感じられる。

 まず、冒頭の「でぶ」にド肝を抜かれた。主人公がウエイトレスを勤めるレストランに現れた太った男が瞬く…

投票(0コメント(0)2011-05-30

必要になったら電話をかけて

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必要になったら電話をかけて

カーヴァーの未発表作品集ということで、一部の好事家の慰み物でしかないという印象を与えるかもしれないが、十分な魅力を保っている。ややアルコール依存症と離婚ネタに傾きがちだという難点はあるけれど…

 カーヴァーの未発表作品集ということで、一部の好事家の慰み物的な扱いを受けるかもしれないが、これはこ…

投票(1コメント(0)2011-05-27

フリーター、家を買う。

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フリーター、家を買う。

つい、ドラマと比較してしまうけれど、正直言ってドラマのほうが登場人物が多彩で魅力的だったのでは?という気がする。でも、もちろん原作は原作で十分面白かったが。後、誠一役が竹中直人というのは、はまり役。

 先にドラマを見てしまったので、原作を読んでいてもついドラマの登場人物が喋っているような気がしてしょ…

投票(2コメント(0)2011-05-19
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