死神の精度
死神の千葉さんが上から与えられた任務をこなす。それは人間を生きるか死なせるかという仕事である。人間は別に好きではないんだろうけど、ミュージックを作ったからそこの部分は評価しているんだろう
短編集。 まず、死神という言葉から重々しいものを感じ取らずにはいられない。 だが、本作に出て…
本が好き! 4級
書評数:6 件
得票数:6 票
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台湾人です。
新しい本を読むのも好きですが気に入った本を繰り返し読むのも好きだったりします。
感想に全て食べ物の例えが書いてあるのは、わたしが食いしん坊だから**
死神の千葉さんが上から与えられた任務をこなす。それは人間を生きるか死なせるかという仕事である。人間は別に好きではないんだろうけど、ミュージックを作ったからそこの部分は評価しているんだろう
短編集。 まず、死神という言葉から重々しいものを感じ取らずにはいられない。 だが、本作に出て…
キーワードは「人が死なない」「女は度胸!」隠れ隠れ見えてくるのは、頭脳派の小鳩くんと行動派の小佐内さんが適度にそれを隠そうとしているところ。
ショートケーキのようなふんわりとしたイラストと対照的に大根を生で齧るようなズドンと胸に来る詩に惹かれました。理不尽さは誰でも述べることは可能ですが、それを的確な表現で表している詩が多く印象的でした。
誰でも持っているような個性を大きく4つに分けた。それがこの4人、という感じがする。思春期ゆえの曖昧さがたっぷり詰まった本です。
桜庭一樹さんの書く女の子の不安定さと似ていたと思います。 この頃の女の子たちは理不尽な事に喜怒…
キイチゴのような甘酸っぱさがふんだんに仕込まれている作品。春には散策をしに、近場の公園でも歩きたいなあ、と思わせます。へクソカズラはどこかしら。
とあるOLのさやかが容姿端麗な男性を拾う、というところから話は展開します。 さやかではあり…
身近に感じることができない自然が目に浮かぶ。賛成、反対。まいとおばあちゃんの会話がどっちも筋道が通ってるのがすごい。まるで、マカロンを食べているような、ほろほろ感がありました*