第三帝国の興亡 1 (1)





思っていた以上に情報量が多く、読了するまでに時間がかかってしまいましたが、非常に読み応えのある作品でした。この密度で全5巻まで語られるとなると読者の方もかなり消耗するような気がしますけれど、それだけの重みと深さを持ち得る作品であるとも云えます。





思っていた以上に情報量が多く、読了するまでに時間がかかってしまいましたが、非常に読み応えのある作品でした。この密度で全5巻まで語られるとなると読者の方もかなり消耗するような気がしますけれど、それだけの重みと深さを持ち得る作品であるとも云えます。



様々な地域のお話が読める貴重なシリーズで、今回も楽しませて貰いました。




自分の頭で考えて行動できる、ちゃきちゃきと元気なお姫様が大活躍する何とも愉快なお伽話ファンタジーでした。


SFとしてもファンタジーとしても物足りない部分が多かったのですが、冒険活劇物語としては映像的でテンポが良く、面白かったです。 続刊で舞台世界についてもっと詳しく語られることを期待しています。




三聖人のうちのふたり、マルコとマタイが今回のメインの主人公ケルヴェレールと共に活躍するシリーズ第2作目。前作とは趣が違うものの、登場人物たちの内面と大筋の謎解きが絡みあった構成は相変わらずの魅力に溢れていました。




魔使いの師匠の過去と意外な心弱さが語られて少し切ない巻でした。 主人公のトムを待つ運命もこれからますます苛酷になりそうですが、続きがますます楽しみになりました。



民話の破天荒さとか突拍子の無さはかなり抑え目で、寓話性が感じられる洗練された物語が多めでしたが、民話の細かいモティーフを楽しめる点ではかなり興味深いと思います。




読み始めるとなかなか止まらないテンポの良い展開とキャラクターの魅力が今回も冴え渡っていました。続きが早く読みたいです。



死の芸術史を辿りながら謎の行方を追うサスペンス的な展開が魅力でした。