虚栄
がん治療開発の国家プロジェクトは巨額予算を巡り覇権争いの場と化した。手術か、抗がん剤か、放射線治療か、免疫療法か。メンバーの医師たちにもがんが見つかる。彼らが選んだ治療法は、プロジェクトの行方は。
現役医師でもある久坂部 羊の『虚栄』(角川書店)は、医療サスペンスでありながらがん治療の最新事情がわ…
本が好き! 3級
書評数:6 件
得票数:54 票
雑文家、エッセイスト、Webライター、歴史ジャーナリスト、シーカヤッカー=海を漕ぐカヤック、わが国におけるシーカヤックの草分けで8海峡横断、1989 韓国~日本三海峡連続漕破遠征隊総隊長(釜山―呼子、170 km)1990 台湾~九州黒潮漕破遠征隊 実行委員長(台湾・花蓮―鹿児島1,500 km)など。国際CANつぶし協会 会長=「アルミ缶つぶしゲーム」創案者、文源庫『Web遊歩人』に『新・気まぐれ読書日記』連載中
がん治療開発の国家プロジェクトは巨額予算を巡り覇権争いの場と化した。手術か、抗がん剤か、放射線治療か、免疫療法か。メンバーの医師たちにもがんが見つかる。彼らが選んだ治療法は、プロジェクトの行方は。
現役医師でもある久坂部 羊の『虚栄』(角川書店)は、医療サスペンスでありながらがん治療の最新事情がわ…
日本の経済・社会に関する最新データを総合的に収集した<日本がわかるデータブック>として定評がある。6月発行の改訂第73版はA5判544ページに約900の統計表・グラフを掲載している。
公務員だった父が過年度の「廃棄本」の一冊を役所から持ち帰ったのか、書店で求めたのかは定かでないが、た…
京都が舞台の「公事宿事件書留帳」シリーズ第22集。公事宿の居候にして剣の達人・菊太郎がさまざまな難事件、怪事件に挑む。直近ニュースと同じような事件に時代小説ならではの<思いがけない結末>が。
ある夜更け、京都・大宮の公事宿「鯉屋」に戻る途中の菊太郎は待ち伏せしていた黒覆面の5人組に襲われる。…
高田郁の人気シリーズ「みをつくし料理帖」が堂々の完結。果たして澪の夢は叶うのか。
故郷の大阪での水害で両親を失い天涯孤独の身になった澪は下働きの女衆(おなごし)として大坂天満の一流料…
現代に生きるわれわれ日本人が当たり前のように享受している平和の尊とさと、戦争や原爆の悲劇をふたたび繰り返してはならないことを登場する証言者のひとりひとりが若い世代に伝える一冊!
TBSテレビの戦後60年特別企画「ヒロシマ」(2005)と『NEWS23クロス』のシリーズ「綾瀬はる…
江戸時代、何頭もの犬が伊勢神宮にお参りした。残された記録を辿り、時代背景を紹介するもう一つの日本動物誌である。
著者の仁科は元・毎日新聞記者。下関支局を振り出しに西部本社報道部、『サンデー毎日』編集部、出版局長な…