異邦の香り――ネルヴァル『東方紀行』論 全く新しい評論といった感覚に浸されて、愉悦のうちに、ふと気がつくと、読み終えていた。 ネルヴァルという、どうにもとらまえがたい、異国の、古い詩人に、影のように寄り添ってどこまでもついてゆく。畏敬と共感にむせかえる、これは世界初、冒険評論。投票(0)コメント(0)2011-02-25