君のいる町(12)
枝葉柚希への想いを断ち切り、新たな恋愛へ向けて一歩を踏み出す主人公。時は流れて大学に進学。広島の親友たちも巻き込んで主人公の拙い恋愛はなおも波乱含み。危機を救ってあげた謎の美女に翻弄される主人公。穏やかな日々は続きそうもない。
第105話~第114話。 舞台を第2部東京編から第3部大学編へ移行する新展開となった。 この作品…
本が好き! 3級
書評数:12 件
得票数:0 票
鷹岑 昊です。流行にとらわれずに読んだ本などの感想を綴りたいと思います。
専門家気取りの書評などという大仰なことはせずに、また「こうするべき」や、「こうでなくてはだめ」と言ったような個人主観を押しつけるのではなく、「私自身はこう思う」と言った、あくまで自分自身の考え方を述べるようにしております。
枝葉柚希への想いを断ち切り、新たな恋愛へ向けて一歩を踏み出す主人公。時は流れて大学に進学。広島の親友たちも巻き込んで主人公の拙い恋愛はなおも波乱含み。危機を救ってあげた謎の美女に翻弄される主人公。穏やかな日々は続きそうもない。
第105話~第114話。 舞台を第2部東京編から第3部大学編へ移行する新展開となった。 この作品…
広島の長閑な田舎町で普通に暮らす、高校生の主人公。そんな彼の元に、突然東京からやってきたヒロインが同居することになる。この事が、どこにでもあるはずの平穏だった主人公の人生が波瀾に満ちたものになるきっかけとなろうとは……
「君のいる町」のメインヒロインは第1集表紙に描かれている、「枝葉 柚希」という少女。 瀬尾公治氏の…
親友とヒロインが恋人同士だった。思いも寄らぬ現実。しかし、ヒロインを巡り、主人公と親友に突きつけられる悲しい出来事。再びの別離が二人に待っていた。それは訣別。そして、主人公の至誠を知る女親友が、実は主人公に恋心を抱いていたことを知って…。
十一巻目に至り、新ヒロイン格の美少女が追加登場し、物語を形成する人物相関が90年代の昼メロドラマ系や…
東京での新生活。ヒロインのことで心は晴れないままの主人公。しかし、久しぶりに再会したヒロインの口からは残酷な事実を告げられる。それでも、ヒロインに向ける至誠忠義は失せない主人公。とても切なくて胸が痛くなるような展開に注目。
第85回~第94回。 東京編になりメインヒロイン枝葉柚希が提示した一方的別離の“理由”が示されてゆ…
ヒロインの突然の離別宣言。別れの手紙に不審を感じた主人公は誰もが予測できなかった行動に打って出る。舞台は、広島編から新展開の東京編へ。ヒロインの真意を質すために向かった先で、運命的な出会いが主人公を待っていた。
第76話~第84話。 物語の舞台移行に伴うためか、メインヒロインの枝葉柚希が殆ど登場しないという異…
東京への修学旅行、逢いたかったヒロインへやっと贈り物を携えて……。しかし、二人の間には不穏な空気が立ちこめてゆく。思い悩む主人公に、告白されるも一度は振った七海が主人公に接近してゆく。だが、主人公の忠義心はヒロインに向いたままで……。
第66話~第75話。 帰京したメインヒロイン・枝葉柚希を基軸に広島編から東京編へ移行する過程を描い…
紆余曲折の末にやっと告白したが、ヒロインは遠く東京に帰ってしまう。相思相愛、たまにはメールで喧嘩もするけど、今はもどかしくも遠距離恋愛に希望を託し、ヒロインに会うために至誠の人・主人公はアルバイトに精励する。巻末には小悪魔・懍の読み切り。
『君のいる町』が、順調に第7集を発刊するに至る。 最近は地域の名産品で美少女イラスト等を起用すると…
自分の本当の気持ちに気づき、ヒロインへの想いに逡巡する主人公。かたやヒロインもそんな主人公の態度がとてももどかしく感じる。時は高校文化祭、主人公達の関係に進展はあるのか。巻末には、読み切り「七夕」、君町の登場キャラクタのモデルが登場。
第49話~第56話。 今第6集は、主人公・桐島青大にとって、総じてメインヒロインとして枝葉柚希が確…
ヒロインの妹で小悪魔的な美少女・懍によって、主人公の心には変化が生まれる。中学時代から好きだった七海だったが、今は柚希への想いに気づき始めて……。波乱含みの展開へ向けた序章的な一冊。
第39話~第48話。 瀬尾氏が描くラブコメや人物相関設定そのものが実に壮大で、布いた伏線がなかなか…
至誠の主人公、か弱きヒロインを守るために東京砂漠へ向かん。 形だけの家族円満、冷たい絆で繋がれた柚希を守れるのは俺だと叫ぶ青大。 そんな英雄気取りの主人公の前に、伶俐な美少女、ヒロインの妹・懍が現れて……と言った内容。
第29話~第38話。初回刷分に附帯されたオビで、美男俳優・城田優が「主人公だったらどちらのヒロインを…
瀬尾氏の作風の特徴は、筆致の美しさから生み出される美少女キャラクタと言って過言ではないだろう。少年誌、男性視点から描かれたラブコメは何と言っても美少女・美女にもてる主人公の姿が必須なのであります。
第19話~第28話を収録した第3集では、前巻で主人公・桐島青大との相関関係に昇格した加賀月がカバーを…
広島を舞台に、東京から来たヒロインと、地元の同級生を絡めた、ラブコメの典型としてスタートしています。第2巻は物語の本格始動としての色合いが強く、様々な人間関係が事実上複雑に絡み合うことになります。非常に面白い作品です。
瀬尾公治氏の描く当該「君のいる町」に限らず、ラブコメの基本コンセプトというのは、主人公が如何に登場す…