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青い星の王冠をまとって、暗い海をいく豚のような。泳いでいきな、どんどん泳いでいくんだよ、その鼻を挙げて。
タイを舞台にした七つの物語。 若者が主人公の物語が多いのだが、抗うよりも諦めている。なんだ…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1835 件
得票数:44254 票
いつまでも読み切れない沢山の本が手の届くところにありますように。
ただたのしみのために本を読める日々でありますように。

青い星の王冠をまとって、暗い海をいく豚のような。泳いでいきな、どんどん泳いでいくんだよ、その鼻を挙げて。
タイを舞台にした七つの物語。 若者が主人公の物語が多いのだが、抗うよりも諦めている。なんだ…

一家がそうとは知らずにいる、たくさんの家族たちのお話
ディクソン家にはいろいろな動物が暮らしている。 なかで、白い毛がもじゃもじゃのテリアのウィリーは、…

著者の人生を変えた二冊の本を仲立ちにして、忘れられない人びとのことなど、人生のミンネ(記憶)をふりかえる。
著者、冨原眞弓さんが、東京で出会ったシモーヌ・ヴェイユの『神を待ちのぞむ』と、ストックホルムで出会っ…

坂の町をあるく。ゆかりの文学作品をポケットに入れて
富山から東京の大学に進学した坂中真智は、祖母の親友の志桜里さんの家に下宿することになった。 志桜里…

「おおぜいの人々のがやがやとおしゃべりする声」が聞こえる
クローディアは歴史家だ。彼女は老齢で、病床についている。もうよくなることはない。 ここからクローデ…

機嫌よく日々を送るこの子は、だれが何と言おうと名犬だ
はたらきものたちの村では、犬たちも自分の仕事をもっています。 おまわりさんをたすけるいぬ、ひつじの…

二人の少年は、カヌーのハヤ号を操り、美しい夏のセイ川を上りくだりする。四百年前に隠された宝を発見するために。
物語の主人公である二人の少年デイヴィッドとアダムが暮らす、セイ川沿岸のリトル・バーリー村、グレート・…

一平くんシリーズ三冊目。
一平くんシリーズ三冊目。 一平くんの妹は、保育園に通い始めて、あっというまに11人も友だちができた…

『すてきなひとりぼっち』につづく一平くんシリーズ二冊目。
『すてきなひとりぼっち』 につづく、一平くんのシリーズ二冊目。一平くん、ずいぶんひさしぶりだ。『す…

途上にある人たちへの何よりの贈り物
岩波少年文庫100冊マラソン 99冊目 「アゲハチョウは、クロアゲハのように、日かげの暗い…

繰り返す、決まり切った日課。生活を揺するものは。
主人公マイカは四十三歳独身男性。コンピューターの便利屋。決まった日課を繰り返しながら、ほそぼそと暮ら…

トム・ソーヤ―。無鉄砲ではちゃめちゃで、からりと明るい、わんぱく坊主の代名詞みたいだ。けど。
岩波少年文庫100冊マラソン 97・98冊目 ★上下巻合わせての感想です トム・ソーヤ―…

「歴史とカタツムリはよく似ている。どちらも繰り返す、そして螺旋を描く」
進化の仕組みはさまざまあるとして、ダーウィンが、最も重要だと考えたのが「自然選択説」というものだそう…

74歳(1999年)の頃のもの。過去を振り返っての聞き書き
神沢利子さんの私小説 『いないいないばあや』 『流れのほとり』 がよくて、続きの話を読みたいと思っ…

作者・神沢利子の子ども時代をモデルにした私小説。
岩波少年文庫100冊マラソン96冊目 作者・神沢利子の子ども時代をモデルにした私小説。 …

在日一世のハルモニ(おばあさん)たちの言葉
1988年、川崎南部、桜本地区に、多文化共生の交流をめざした施設ふれあい館が開設され、同時に、「せめ…

春、夏、秋、冬、いろいろのうた、という五つの部で、大きく括られた150編の童謡が収められている
岩波少年文庫100冊マラソン95冊目 「からたち」という名詞を知ったのは北原白秋のうた「か…

重い話は重いままに、だけど、その入れ物まで重くする必要はない
10編の短編。 社会のなかにどんよりと蔓延る小さないろいろな差別。された側は屈辱的だし、悔しいし。…

でも、プーとクリストファー・ロビンは約束している。 お互いにずっとわすれずにいること。ときどきはここへもどってくること。
岩波少年文庫100冊マラソン 93・94冊目 ★『クマのプーさん』『プー横丁にたった家』二冊合…

二十一歳で亡くなった息子の一人称語りで
作者ミシェル・ロスタンの息子リオンは、劇症型髄膜炎で二十一歳の時に亡くなった。 発症からわずか数日…