金閣寺
昭和25年7月に起きた金閣寺放火事件を題材にした作品。美が怨敵になってしまった主人公は美の象徴である金閣に火を点ける。途中思い留まる場面があり、「点けないでくれ!」と思いながら読みすすめた。
本が好き! 3級
書評数:20 件
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昭和25年7月に起きた金閣寺放火事件を題材にした作品。美が怨敵になってしまった主人公は美の象徴である金閣に火を点ける。途中思い留まる場面があり、「点けないでくれ!」と思いながら読みすすめた。
たった1年ほどだが、出会いと別れを繰り返し成長していく。初めは少し退屈に感じたが、読むうちに引き込まれた。
精神科医・伊良部シリーズ第3弾。今回もひと癖ふた癖ある人達が伊良部のもとを訪れる。今回も笑えました。
“統帥権”と“惣”が重要なキーワードだったように思う。これは司馬遼太郎の遺言なのでは!?と途中から思いながら読んだ。残りの2巻から6巻が楽しみである。
たった4ヶ月の恋愛が一生忘れる事の出来ないものになってしまうなんて。結婚を間近に控えた主人公が見知らぬ女と恋に落ちわずか4ヶ月で別れる。25年後2人は邂逅しその恋が本物だった事に気付く。読み終えた後しばらく失恋した気持ちになっちゃいました。
小さな漁村に住む少年と少女の純愛物語。人物と情景の描写、素朴な恋愛に感動です。
会社では何を思い、家ではどんなことを考え日常を送っているのか?40代のお父さん達の気持ちが分かる5つの短編集。
突然の兄の死以来、不思議な現象に悩まされる主人公・朝倉ユキはその現象を解明する為に様々な行動を起こす。そのうち自分には今まで気付きもしなかった力があることに気付く。
精神科医・伊良部シリーズ第2弾。奥田英朗さんの直木賞受賞作。尖端恐怖症のヤクザやイップスのプロ野球選手などまたもおもしろい患者が伊良部のもとにやってくる。
受験勉強と登校を放棄した女子高生と、親の再婚に伴い新しいマンションに引っ越してきたちょっとおませな小学生が、1台のパソコンを通じて、チャット嬢をすることになるお話。
受験勉強に意義を見出せないでいる主人公・朝子は、突然、受験勉強と学校へ行くことを辞めてしまう。そして…
「タブーを作らず出来るだけ全ての事を分かち合おう」がモットーの東京郊外のダンチに住む4人家族の物語。
隠し事はしない。という前提の中でこの話は進む。 が、実は登場人物それぞれに、家族には言えない秘密が…
精神科医・伊良部の元に、日常生活の不都合から様々な患者が訪れる。その患者達は伊良部から不可解な治療を受けるが、そのうち妙に納得していき、体調も改善していく。
東京の都会暮らしから一転、南の島に移住するが、またしても騒動に巻き込まれる。 初めは悲観的だった少年が、たくましい父、母、姉、妹との電気も水道もない生活の中で、少しずつ成長していく物語。
小学校の友人関係や父親の影響で様々な騒動に巻き込まれる少年とその家族の物語。
徳川第15代将軍慶喜の物語。どのように将軍になったか、どうして大政奉還したのか、徳川慶喜という人の心情がよく伝わってくる。幕末の志士や事件についてはあまり深く書かれていない。
現代語訳「汗血千里の駒」坂本龍馬の物語はここから始まった。 今伝わる史実とは異なる部分もあるが、当時どのように伝えられたか非常によくわかる。存命だった人達への配慮が面白い。
働く女性の内面がわかる面白く切ない一冊。 環境や立場は違えど女性はいくつになっても“ガール”でいたい。強がって背伸びをしながら一生懸命に働く女性達に心を打たれました。
幕末から明治にかけての「加賀藩」や主人公「猪山家」の経済状態が面白いほど良く分かる一冊。
著者と猪山家の家計簿との出会いから話は始まり、藩や家の経済を詳しく解説してくれる。 中盤までは猪山…
誰にでもありえる日常の共感できる物語。 ひとつの物語が50ページ程で全6話の短編集。どの話も、その続きが知りたい読みたいものばかり。
短編だと思って読み始めたら実は最後までつながったストーリー。 話の中に脇役的に登場する人物が次の話では主人公になっていたりする。読み続けるうちに次はどの人が主人公になってまた登場するかワクワクする作品。 性的描写が多く初めは戸惑いました。