アブーバースの妖石術師
一難去ってまた一難。幻惑的な別世界に引き込まれる冒険譚
物語は『アラビアンナイト』を思い起こされる語りで始まり、ちょっと胡散臭そうな風体の隻眼の壮年男性、…
本が好き! 1級
書評数:403 件
得票数:1323 票
読書量が激減な上、書評を書くズクがなくなっている昨今ですが、マイペースで読書を楽しみたいと思っています。
一難去ってまた一難。幻惑的な別世界に引き込まれる冒険譚
物語は『アラビアンナイト』を思い起こされる語りで始まり、ちょっと胡散臭そうな風体の隻眼の壮年男性、…
読み進めるのに四苦八苦するかも?と覚悟してページをめくったら、予想をくつがえす面白さでした。
江戸時代(近世)の旅行ブーム。お伊勢参りと富士講を筆まめな旅人が残した記録をもとにスポーツ史の専…
はたから見るとすごくシンプル。けれど実はものすごく中身が濃い。汲めども尽きぬ泉のような奥深い俳句の世界。
いやはや、自分は俳句というものを何も知らなかったということを思い知らされました。 俳句は五七五…
大人の皆さん、表紙を見て敬遠してはもったいない。おもしろくてためになります。
対談しているお二人がものすごく古典に詳しいので中年くらいの方かと思ったら、なんと我が子たちより年下…
好きって最強! 身近な鳥、シジュウカラを通して得られたすごい発見!
NHKの番組「ダーウィンが来た!」で著者を知って、XがTwitter時代の頃からフォローさせてい…
めんどくさい人が時代を切り開く
森崎和江さん、その名前を見聞きすることはあったものの、今までその著書を読んだり、人となりに接する機…
東京都区部と周辺に残る戦争遺跡がこんなにたくさんあるとは知りませんでした。
この本を読んでみたかった理由は、両親から聞いた話と、幼い日の自分が感じていたものを改めて追ってみた…
自分史と重ね合わせると、当時は情報が偏っていたのを感じます。
登場人物の数が多くて、誰が誰だかわからなくなりそうなので避けていたロシア文学を思い出す程でしたが、…
今秋から実施予定のレプリコンワクチンについて、販売する会社の社員有志が感じる疑問が述べられています。新型コロナワクチンに限らず、ワクチン接種に疑問を感じている方向けです。
発行から間もなく、失礼ながらごく小さな出版社から発行されているのに既に3刷、人気のほど、いやコロナ…
コツコツ型のデイトレード、コツがつかめたら思っていたよりハードルが低いかも。
2024年初頭、にわかに沸き起こった新NISAブームに多くの壮年層がわっと飛びつくのをあくまでもネ…
写真やトリビアも交えてのオリンピック通史。現在のオリンピックが抱える問題点も書かれています。若い人たちから昔のオリンピックを知る世代まで幅広く楽しめる本。
分厚い本なので読み通せるか心配になりましたが、中高生の歴史副読本的な構成で、エピソード、写真、トリ…
住まいの快適さを決めるのは利便性だけじゃない。お隣さんがヤバい人だったらアウト! そのチェックポイントが分かります。
片づけがブームというか、日本の多くの家庭を悩ませる事柄になって久しいです。 壮年世代の片づけ…
片づかない我が家。家族に読ませたい。でも、まず自分から・・・ タイトルはジジイを冠しているけれど、老若男女問わず、お片づけエンジンがかかりそうな本です。
新聞の書評を読んで、これは借りねば!と速攻図書館に予約を入れました。 思ってたより早く到着…
観光客目線では知ることのない京都の奥深さ。酒場の変遷を通して感じることが出来る本。
タイトルから、酒場でちびちび飲みながら京都を語るというというグルメ系かと勘違いしましたが、幕末くら…
まるでモノクロ映画を見ているような重厚な作品
最初ページを開いた時に、これは本当に日本の小説なのかと思いました。硬質な翻訳文学みたいな感じ、しか…
旅好きならば、手元に置いて損はない本です。
学生時代の友人が、時々青春18きっぷを使って頑張り旅行をするという話、私以上に旅行好きの自称放浪お…
歴史:勝者と反対側から見ると、ずいぶん違ったものが見える
正直に言います。 私、長州の下級士族の血を引いているらしいんですが、こと、幕末史になると…
タイトルはトンデモ本風ですが・・・
最近、分け目が気になり始めたところでしたので、手を揚げさせていただきました。 トンデモ本、トン…
頭が良くて、意欲もあって、根性もある。しかし、教養や共感性がないと足元をすくわれるというのがよくわかります。
今までのやり方を、思い切ってバッサリ捨てると、時間短縮、ストレス軽減出来ます。
モノ好きな連れ合いが、毎朝、朝刊とともに入る折り込みチラシの廉売を見ると走り出すので、敢えてそれが…