世論という悪夢





戦後70年。もうそろそろ、太平洋戦争をキチンと総括すべきなのではないのでしょうか。
「世論という悪夢」 意味不明のタイトルですね。著者が「小林よしのり」でなければ、個人的には絶対に手…

本が好き! 1級
書評数:145 件
得票数:386 票
読書は大好きです。特にミステリーが好きです。
ただ、今までは仕事の関係で、ビジネス書やIT関連の本を中心に読んでいました。
これを機会に、ミステリーなどの小説も読んでみようと思います。





戦後70年。もうそろそろ、太平洋戦争をキチンと総括すべきなのではないのでしょうか。
「世論という悪夢」 意味不明のタイトルですね。著者が「小林よしのり」でなければ、個人的には絶対に手…


「リベラル」はダメじゃないけど、「リベラル派」はちょっとイタイかな....。
まずは、著者のプロフィール紹介から.. 精神科医。立教大学教授。1960年北海道生まれ。東京医…




西陣とアップルの意外な共通点とは? グローバル化した現代ですが、人間の本質が変わっていないのですから、商売(ビジネス)の本質が変わっていないのは当然と言えば、当然ですね。
本書のテーマは、「資産価値」で、著者の主張は「個人も企業も『資産を持つ』ことがリスクになる時代がやっ…




日本人とその文化の独自性をこれほど鮮やかに切り取って見せてくれる書物は滅多にあるものではありません。
本書の著者クロード・レヴィ=ストロースは、フランスの社会人類学者、民族学者で、アカデミー・フランセー…




日本の労働者の賃金が低いままなのは、日本経済のグローバル化により、発展途上国の低廉労働者との市場競争の結果であり、アベノミクスではどうにもならないことは明白である。
共産主義が20世紀前半に国際社会を席巻したように、21世紀の現在、グローバリズムが国際社会を席巻して…




文科系の人間であり、ふと「エネルギー」が身近な問題に感じられた、まさにその時この本に出会いました。これはもう読むしかありませんでした。
本書の内容は以下の通りです。 目次 第1回 君なら、どのエネルギー源を選ぶ? なぜエネ…




大学受験に必要だから、数学を一応はやりましたが、それが何の役に立ったのか疑問でした。 たまたま、目に入ったこの本を手に取ったわけですが、これが目から鱗でした。
まずは、本書の内容から… 第1講 0はなぜ偉大か? 計算が得意なのはインドアラビア…




これはアメリカ合衆国の「憲法」を論じた本です。合衆国憲法と我々日本人とは、一見、無関係のように思われます。ところがそうではありません。
筆者は、まえがきで次のように述べています。 「日本人は、アメリカから継承された『遺産』である日本国…




2012年12月26日、アベノミクスを引提げて颯爽と安倍晋三が内閣総理大臣に返り咲いた。解釈改憲と集団的自衛権とで喧しい昨今、第1次安倍内閣とは何だったのかを振り返ってみようと思い、本書を手に取った。
第1次安倍内閣は、2006年9月26日に小泉長期政権の後を受けて成立し、翌2007年9月26日に安倍…




中国共産党最大のスキャンダル「天安門事件」を背景に、現代アートを絡めたミステリーとは、如何なるものか。 現代のニューヨークを舞台にミステリアスなストーリーが繰り広げられます。
まずは、このミステリーの背景になっている「天安門事件」について、おさらいをしておきましょう。 「六…




著者曰く「『古事記』『日本書紀』を軸とする日本建国神話が、好き嫌い、知不知にかかわらず、日本社会の基盤となっているのは事実なのである。神話が「真実」を語っていることの意味はそこにある。」
本書の中で著者は、日本語の起源から説き起こしています。 「日本語は縄文時代には日本列島に存在し…




そもそも日本は世界の異端である。現に、日本の常識は世界の非常識であるし、それはある意味では歴史の必然でもあった。 その日本の歴史は、大和の国「奈良」から始まったのです。
日本人の何が「変」なのかといえば、縄文時代以来この方、信仰形態をほとんど変えなかったことである。 …




集団的自衛権の論議が喧しい中、「そもそも日本国憲法は如何なる経緯で出来上がったものか」を近衛文麿という政治家を通して見ると、意外な事実が浮かび上がって来ます。
昭和40年に、GHQの資料がマイロ・E・ラウェル陸軍中佐(当時)から元憲法調査会長・高柳賢三に寄贈さ…





「世界で300年から400年の間、戦渦に遭わなかったまちは、スイスのチューリッヒと金沢市だけです。」 この永井道雄の言葉に衝撃を受けた著者は、、、。
著者の山出保氏は、1931年金沢市に生まれ、1954年に金沢大学を卒業後、金沢市役所に入り、1990…




部屋を散らかす元凶は、郵便物やレシート、メモなどのこまごまとした書類です。これらをスキャンして片付けると、部屋は相当スッキリするはず。目の付け所がシャープですね。




シンプルにまとめる力を磨くと、机の上の書類の山がなくなる!? 頭の中が整理されると捨てる決断ができるようになります。著者は頭をスッキリさせるツールとして、7つのフォーマットを示しています。





日本のファシズムは未完に終った。では、東京裁判でA級戦犯として裁かれた人達はファシストではなかったのか? そもそも何故、日本のファシズムは未完に終らざるを得なかったのか? 大変に興味深い問いです。




この本を読むと「韓国の焦り」の種が見えてきます。彼らが執拗に従軍慰安婦問題をアメリカに訴え懸けている理由が、、、。また、日本からは見えないオバマ政権の別の姿も明らかになってきます。




先進各国が猛烈な勢いで貨幣供給量を増やしている。増発された貨幣は、投機資金としてグローバルに動き回っている。我々が日常生活で使う貨幣とは全く違う貨幣が蠢いている。この事態を我々はどう理解すべきなのか。




人権論ばかりが肥大化した「戦後日本憲法学」はかなり危機的状況であるため、人権論ではなく、統治機構とその周辺に絞り込んで議論を深めていくことで、新たな地平線が見えてくるという著者の視点は大変重要です。