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bookpower さん

本が好き! 4級
書評数:4 件
得票数:2 票

本のもつパワーってすごいなって最近改めて思うようになりました。これからも良い本に出会えるよう視野を広げたいと思ってます。

書評 (4)

繁盛させたければお客様の声を聞け!―カレーハウスCoCo壱番屋 成功の秘訣

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繁盛させたければお客様の声を聞け!―カレーハウスCoCo壱番屋 成功の秘訣

飲食業に関することが書かれているが全ての業態に通用するセオリーを感じた。昭和53年に1店舗しかなかった時期売上高は1,505万円。ここから現在のような展開は本人も描けていただろうか。素人ならではの戦略と著者は言ってるが、数多い飲食店の中から自店を選んでいただいたお客様への感謝の気持ちがここまでの成功を導いたのではないか。この業界が楽しくてたまらないと感じ潜在的に才能を感じた著者。大株主であるハウス食品のカレーを売ってるだけという話もあるが、シンプルな経営戦略に類なき成功が秘められている気がする。本書のなかで紹介されているエピソードが素晴らしい。「イエローハット」を展開する鍵山社長は「小さな物事の価値を知ること」。そのためには「平凡なことを非凡に努めること」。これは単純で単調でごくありふれたこと、やっても見栄えもしないし、人からも認められにくいことを大切にすることである。例えば掃除である。2時間半ほどかけてする。誰もができることで特別な才能は入らないが毎日やり通すことができる人はそういない。この非凡さは掃除を通して、より深く真理を追究する姿勢にあるということである。これこそ宗次社長の原点ではないか。

投票(0コメント(0)2010-09-16

渋松対談Z

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渋松対談Z

Rockが異端な存在だった頃、解説者が必要だった。英国へ渡航し情報を知る者だけの天下で、ミュージックライフなど洋楽雑誌が花盛りであった。現在ロッキングオンだけは生き残ったが、70年代当時印刷費は塾経営でまかなってた など裏エピソードがおもしろい。JPOPのサウンド的洋楽化が進めば進むほどこの業界は斜陽に陥る。Rock評論家は今頃なにしてんだろうと想像するが随所にまたまたエピソード登場。70年代からすれば想像もつかない。渋谷陽一およびロッキングオンはその反体制的気骨も含め健在である。ある意味ミュージシャン以上にRock spritを感じる。メディア評論家絶滅の危機?。今や一般人の書評の方が大事ということか。時代は変わる。

投票(0コメント(0)2010-09-16

あの世に聞いた、この世の仕組み

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あの世に聞いた、この世の仕組み

日経2面広告でみつけた本だったためビジネス書の一種と思って読んだのですが、スピリチュアル系でぐいぐい書に引き込まれました。このジャンルの本はほとんど関心がなく読んだことがなかったのもある意味瞬発力がついたのかもしれません。著者も霊的なものを信じない人だったらしく、その分表現がわかりやすく書かれています。この世はマトリックスのように緑文字が流れている世界。「○○○をしなければ幸せにならない」という観念はエージェントスミスによって操られているのであって、そもそもこの世で存在する限り充分幸せということ。あの世からの情報というのは常に流れていてこの世の中ではチューナー(機能?)のある受信状態の良い人だけが受け取ることができる。そう言えば私も夢の中で誰かが言ったことを忠実に行ってみると良いことがあった。という経験があります。あれは受信だったのか。この本はストレスがぶっ飛び、新しい価値観が備わる良書です。まさに本から生じるパワーを感じました。著者の守護霊は24時間テレビTシャツを着た柄本明似または猫ひろし風のおっちゃんとは笑える。

投票(1コメント(0)2010-09-08

子どもは公立に預けるな!

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子どもは公立に預けるな!

「公立学校には見えない恐ろしいカースト制度が広がっているのをご存知?」と 冒頭にあるが、私学にももちろんあるわけだし、本当のところ私学の方だって恐ろしいのでは。公立校の幅広い層に接することにより、いろいろな価値観を身につけることができるかもしれない、レベル高くとも偏った考えだけでは社会人になってから苦労するかもしれない。結局のところ著者は学習指導要領批判をしたいのだろうが、その論争はとっくに終わっている。そしてまた時がたたないうちに更に次の改訂指導案がでてくるだろう。ころころ変わる日本の教育政策不安定批判よりその根源はどこにあるのかを分析して欲しかった。キューバのように貧しくとも医師輸出国なんてあるわけですし。

投票(1コメント(0)2010-09-02
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