読んだら忘れない読書術
精神科医の観点から、脳科学的な裏付けをもとに「読んだら忘れない」読書術について紹介している。読書術を学べるだけでなく、繰り返し読むことで、本を読みたい気持ちを思い起こさせてくれる一冊。
著者は精神科医の樺沢紫苑さん。精神科医の観点から、脳科学的な裏付けをもとに「読んだら忘れない」読書術…
本が好き! 2級
書評数:23 件
得票数:131 票
都内で働く一児の母です。読書からしばらく離れていましたが、読書熱がふつふつと再燃し、隙間時間で読んでいます。
ジャンルはこれといって問いませんが、若干ホラーは苦手です。。献本大歓迎!皆様の書評を参考に、自分にとって運命の一冊を少しでも多く見つけられればと思います。
精神科医の観点から、脳科学的な裏付けをもとに「読んだら忘れない」読書術について紹介している。読書術を学べるだけでなく、繰り返し読むことで、本を読みたい気持ちを思い起こさせてくれる一冊。
著者は精神科医の樺沢紫苑さん。精神科医の観点から、脳科学的な裏付けをもとに「読んだら忘れない」読書術…
柳広司さんの「ジョーカー・ゲーム」シリーズの第一作目。「スパイ」というと派手なイメージが先行するが、本作の「スパイ」は目立たず任務を全うする。いい意味で「スパイ」の描かれ方を裏切られた、そんな作品。
来年には映画化が決定している、柳広司さんの「ジョーカー・ゲーム」シリーズの第一作目。 昭和十二…
ドラマ化が決定している、湊かなえさんの作品。本作品は「切なさに満ちた純愛ミステリー」と銘打たれている。登場人物それぞれが想う相手に献身的な愛を捧げるが、その結果を知るのが読者のみというのが、切ない。
10月からのドラマ化が決定している、湊かなえさんの作品。 超高層マンションの一室で、住人の野口…
「イヤミス」という言葉とともに話題になった沼田まほかるさんの作品。「ホラー」に近い本作だが、読んだ後に不快感や恐怖感は不思議と強くは残らない。作品を通して、著者について知りたいと強く思わされた作品。
「イヤミス」という言葉とともに話題になった沼田まほかるさんの作品。 ドッグカフェを経営する主人…
日本の各社ミステリ賞の1位を受賞したデイヴィッド・ゴードンの処女作。映画化もされているようだが、個人的にはアメリカ色が前面に出た本作を、どのように日本人向けにアレンジしたのかが気になる作品。
「このミステリがすごい!」などの日本の各社ミステリ賞の1位を受賞したデイヴィッド・ゴードンの処女作。…
主人公である凜田莉子の謙虚という探偵らしからぬキャラクターに、人間味を覚えると同時に共感が持てた。トリックに若干残念な部分はあるものの、「人の死なないミステリ」として、楽しめるエンタテイメント作品。
松岡圭祐のQシリーズの第2作目。 「週刊角川」の雑誌記者である小笠原悠斗が鑑定士である凜田莉子…
何もミステリは館の中で、人が殺され、探偵が出てきて事件を解決するだけではない。この話を読んで、そのことに改めて気がつかされた。「ミステリの定義」について再認識させられた、そんな作品。
「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」がキャッチコピーの、松岡圭祐のQシリーズの第1作目。 …
SPシリーズの脚本を手がけた金城一紀の作品。小さな事に全力で取り組み、疑問だらけの日常に向き合い、彼らなりの方法で大人になっていく登場人物達の姿は清々しい。過去の高校生活の想像を膨らませてくれる作品。
テレビドラマが人気を呼び、映画化もされたSPシリーズの脚本を手がけた金城一紀の作品。 主人公は…
著者が講師として訪れた大学で、スカートをはいている男子学生を見たことがきっかけで書かれた小説。現実では作品のようには行かないかもしれないが、改めて自分の生き方を、性の楽しみ方を考えさせられる作品。
著者が講師として訪れた大学で、スカートをはいている男子学生を見たことがきっかけで書かれた小説。 主…
読者に与えるインパクトがとにかく大きい作品。物語の結末に賛否両論があると思うが、これだけ現実と非現実をうまく織り交ぜた、インパクトのある作品を書いた技術力はすごいと思う。彼の他の作品も是非読みたい。
第6回本格ミステリ大賞候補にもなった、道尾秀介のベストセラー作品。 夏休みの始まりを告げる終業…
読んでいて作品に対する印象がどんどん変化していった。大衆性やスピード感はあるも、内容は物足りない印象を受けた。ミステリーやサスペンスというよりも、スピード感やエンタテイメント性の高い作品を読みたい、という方にオススメの作品。
新作をいきなり文庫として発刊するという大胆な試みがされた、いわずと知れた東野圭吾作品。 舞台と…
今まで話を聞くだけで謎を解いてしまう推理小説のキャラは結構いましたが、執事と令嬢という組み合わせはなかったと思うので、とても新鮮な印象を持ちました。じっくり推理を働かせるというより、キャラや小説の軽快感を楽しみたいという人にオススメな作品。
朝日新聞「売れてる本」で紹介され、現在増刷されているという話題作。 主人公は女刑事、宝生麗…
本の装丁が工夫されていて、ぱっと見結婚について書いてあるとは思えない。人目を気にせずに読み進められるのが嬉しい。「どんな人がタイプなのか」「自分はどんな恋愛がしてみたいのか」を迷っている、考えてみたい、興味がある…そんな人におすすめの作品。
著者である田中御早希さんの、恋愛反省ノートを書いたという実体験をもとに書かれた本。「結婚したいと思う…
普段私達はリスクを回避しがちだが、人生において喜びや手ごたえを感じるときはリスクを背負ってでも手に入れたい、成し遂げたいと思ったことが実現した瞬間であることを思い出させられる。リスクがある中でのチャレンジ心を奮い立たせてくれるような作品。
昨年の10月から12月までNHKドラマ10で放送された「セカンドバージン」の小説版。 主人…
文庫本サイズという手軽さと1題を1分で読ませるというコンセプトで、隙間時間を使った学習を可能にしている点がありがたい。グラフによる視覚化で、スピードを上げる工夫も凝らされている。「忙しくて英語を勉強する時間がない」という人にオススメな一冊。
言わずと知れたTOEICテストの中でもパート7のスピード強化を目的とした本です。 構成とし…
コミュニケーションの観点から「女性として魅力的になりたい」と思える人が読んでも楽しめるし、もちろん結婚マニュアル本としても楽しめる。ふとちょっと読み返したときに、自分をしゃっきりさせてくれそうな印象の本でした。
「出会いの仕掛け人」の肩書を持つ、結婚アドバイザー吉村加織さんの作品。 ●構成 Chapter 1…
同じく彼の作品である「百鬼夜行」シリーズよりも大衆受けのするエンタテイメント性が若干入った作品。擬音語や改行によって、すごくテンポよく話を読み進ませる工夫が随所にされている。一言ではくくれない、読みどころがたくさんある作品。
「姑獲鳥の夏」などの「百鬼夜行」シリーズでも御馴染の、京極夏彦の「巷説百物語」シリーズの第一作目。 …
読んだ後に気味の悪さと違和感の混じった、なんとも言えない読了感に襲われた。しかし不思議とまた繰り返し読みたくなる、そんな人を惹きつける何かがある作品。とにかくこの後味をひく読了感を、まずは手にとって読んで感じて欲しい。
女優の深津絵里がモントリオール国際映画祭で女優賞を受賞した、映画「悪人」の原作者、吉田修一の作品。 …
登場人物一人の視点の推理小説なのに、犯人と探偵の視点の二つが味わえるという意味で少し不思議で、二度おいしい。先が知りたくなり、どんどん読みたくなるような要素がうまく盛り込まれている。推理小説、だが読み終わった後に考えさせられもする作品。
私にとって三作目の東野圭吾作品。「レイクサイドマーダーケース」という役所広司と薬師丸ひろ子主演で映画…
「怨念」や「幽霊」などのいわゆる「正統派ホラー」と違って、現実とのギャップが離れすぎず、微妙なリアルさを残しているからこそ、正統派ホラーとはまた違った不気味さや恐怖が出てきている。「正統派ホラー」に飽きた人にオススメできる作品!
日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作「鼻」を始め、書き下ろした他2編を収録した曽根圭介のホラー小…