罪の因果性




もし、自分が何気なくしてしまったことが、後になって因果関係あり、と言われたとき、「私は関係ない」と言い切れるだろうか。
例えば、あと3分家を出るのが遅かったら、この事故を起こすことはなかったのかもしれない。また、この電話…
本が好き! 1級
書評数:665 件
得票数:2729 票
一日の終わりには必ず本を読みます。本を読みながら深い眠りに落ちて行く瞬間が一番幸せ。




もし、自分が何気なくしてしまったことが、後になって因果関係あり、と言われたとき、「私は関係ない」と言い切れるだろうか。
例えば、あと3分家を出るのが遅かったら、この事故を起こすことはなかったのかもしれない。また、この電話…





またまたやってきました。表紙のニホンモモンガの可愛いこと!抱腹絶倒間違いなし、の先生シリーズです。
またまたやってきました。公立鳥取環境大学の小林先生の本です。先生の人柄もさることながら、この大学には…





古くからお祭りは、悪霊を祓ったり、子どもの健康を祈ったり、春の到来を祝ったり、と人々の幸せを願って行われた。ひと所に居ながらにして、世界中のお祭りを見たような気分になれる、楽しい本。





閉店が決まった、あかつきマーケットのゆるキャラ「あかつきん」をめぐる連作短編。 生きにくい世界で必死に行き続けている人々。誰もが救いを求めていて、そして周りの誰かによって救われていく。心救われる物語。





人生につまづきそうになった時、角田理事長のような人に出会えたなら、きっと一歩前に進むことができる。
財政難で閉校が決まった私立萌木女子学園。様々な理由で単位を取れず卒業できない生徒のため、半年間の延長…





奏弾室を営む沙良。ある夏の日偶然そこを見つけ、通うようになった佑介。沙良との関わりの中で彼も再びピアノと向き合う。ちょっと不思議でどこか温かい、音楽溢れる夏の物語。





「ママは大人を卒業します」と宣言してダメ人間になってしまったママ。11歳のハッチとマーロウは、生きていくために大人なる。それは二人を成長させるママからの贈り物だった!?




いろんな場面で登場するゴーストたち。彼らは不思議と怖くない。きっと、この世に未練を残して亡くなった人だからだ。ちょっと悲しげなゴーストたちの物語。





イギリスの陶芸家・バーナード=リーチと沖亀之介、そして多くの日本人芸術家たちの物語。陶芸という芸術を確立し、イギリスとにほんあの架け橋となるために、一生を捧げた彼らの生き様に感動した。良書です。





迷コンビ わらべと巻島。今日もまたまたぶつかり合い、別の方向を向いているように見えるけど、本の気持ちに相応しい本の表情を作ろうと、力を合わせる。水と油のようなこのコンビが非常に良いです。





余命半年を宣言された星太郎と、母が作ってくれたコアラのぬいぐるみのムッシュの、悲しくも 優しい物語。自分の人生にきっちりけじめをつけていく星太郎の生き方に感動。




あ、これやってみようかな・・・、と思えるような、きらりと光るいい工夫・試みが100個掲載されています。役に立ちそう。





人は子どものままではいられない。大人になると、嫌でも色々なしがらみが出てくる。中山七里やっぱり面白い。結末は少し悲しかったけれど・・・。




人生の中で誰と出会い、どんな経験をするかで人は変われる。生き方に影響を与える人に出会えた夏は、彼女にとってのかけがえのない季節である。
幼い頃カトリックの保育園に通っていた。信者であったわけではないけれど、親の都合だったのだろう。園舎の…




まだ本当の愛を知らない20歳前の女の子の、ちょっと切ない恋の物語。




父親というものは、悲しいものである。家族のために身を粉にして働くが、往々にして子供の心は母親にある。それでも頑張る父親の姿は、時に眩しく見える。がんばれ!世の父親よ!





40年前の一人の幼児の誘拐事件の真相は! 再捜査が始まり、わずかな違和感を感じながら捜査を進める刑事たち。その真相はなんとも悲しいものだった。





ステキなカメラと出会ったことで、宏伸は人間として成長する。世界でいちばん長い写真を見てみたい。





ブラック企業で働く潤が恋したのは、金魚だった。おまけにリュウと名付けた琉金と、潤の間には不思議な縁が・・・。可愛くてほろっとくる、一気読み間違いなしのファンタジー小説。




市役所に持ち込まれる樹木トラブルを、担当者の天野、岩浪コンビと樹木医の紅葉が解決!樹木医ってこうやってなることができるんだ。樹木医お仕事小説。